2008年02月08日

映画はどうして泣けるのか?

ヘコんでる、こんな時だからこそ・・・
「そのリンゴは赤いのか?」シリーズ ちょっとだけ脱線編

いえ、脱線といっても最終的に、「そのリンゴは赤いのか?」の話の流れに思いっきりつながります。というかつなげます。
ではさっそく・・・

今回のテーマは「映画はなぜ泣けるのか?」

映画館で見る映画は(その映画がたとえノンフィクションであったとしても)スクリーンに写されているモノは現実ではなく「虚構」です。もっといえば「ホントの話じゃない」・・・ある意味「作り話」です。
そんな「作り話」の映画で、主人公が不幸な病にかかり、恋人の見守るなか息を引き取る・・・そんなシーンがあったら、そりゃあ涙、涙の大泣き、ですよね?中には悲しくて、声をあげてむせび泣く方もいるかもしれない。

ところで・・・
ご自分の恋人や奥さん(あるいは旦那さま)と一緒に談笑しているときに、携帯電話に電話が入って「大変です!あなたの恋人の○○さんが、事故でお亡くなりになりました!!」って言われたら・・・どうでしょう?「亡くなった」と言われている恋人は今目の前にいる・・・だからその電話の話は明らかに「作り話」です。
・・・涙、涙の大泣き、になるでしょうか?なりませんよね~?「はぁ?」って言って・・・ひょっとしたら「見え透いたウソつくな!」って怒るかもしれない。少なくとも悲しくて泣くことはないですよ、ね。

さてさて、今の2例、映画もウソの電話も、おんなじ作り話であることには変わりありません。
けれども同じ「作り話」なのに、片や映画では号泣、片やウソの電話では全然泣かない。
おんなじ「作り話」なのに・・・

ここで最初の設問。
そういう風に考えた上で、

「作り話だとわかっているウソの電話では誰も泣かないのに、同じ作り話だとわかっているのに、どうして映画では泣けるのか?」

・・・リンゴの赤の話とは、何の脈絡も通じてないように思えるテーマですが・・・

この設問、リンゴの赤の話をいろいろ考えていた学生時代に、ある大学の教授から授業のテーマとして出された設問なんです。
そして、Kissyはこの設問に、いちおう自分なりの考えを巡らせ、自分なりの答えを出してはみましたが・・・いまだにあーでもない、こーでもない、と考えてしまうネタの一つなんです。

さあみなさん、みなさんはどうお考えになりますか?

Kissyの考えた結論は・・・次回のお楽しみ!です。

そうそう、「作り話なのに泣ける」のは、何も映画だけではありませんね。テレビのドラマでもおんなじです。Kissyは今週、「ちりとてちん」で毎日号泣しています。しかも朝・昼2回ずつ・・・^^



同じカテゴリー(そのリンゴは赤いのか?)の記事
 「だから・・・」の続き・・・ (2008-03-22 01:25)
 世界はそれを愛と呼んでいいのか ~2~ (2008-03-21 20:15)
 世界はそれを愛と呼んでイイのか?~1~ (2008-02-21 21:10)
 今度こそ本当に結論、です^^ (2008-02-17 20:09)
 ピカソにはどう見えていたのか? (2008-02-17 12:15)
 映画が泣けるワケ (2008-02-16 20:11)

Posted by kissy(岸本圭史) at 22:59│Comments(11)そのリンゴは赤いのか?
この記事へのコメント
初 コメさせていただきます。 
新参者のあびです よろしくお願いいたします。

映画 大好きです(音楽も)・・今の所私の、人生になくてはならない物デス。

なぜ 泣けるのか(作り物と解っていても)

私は泣きに行きますから もう泣くぞ~という(お金払って)だからどっぷり すべての事から解放され・・頭をからっぽにしてそのワールドに入ります。

そこで流れる映像の世界・・それこそがその時の真実になります・・・。最近では先週 陰日向に咲くを観ながら後半は涙で洪水。。

モチロン ちりとてちんの 今日は泣けました~^。^;
早若師匠と大女優のベットシーン(違う意味じゃん?)泣かせていただきました。

人は泣くと すっきりとする 有る意味浄化される・・それがまた明日から頑張るぞというエネルギーチェンジに繋がるのではないでしょうか?

長く なりましたが・・・私は泣きに行く というのは答えになってない?かな~。すんません。。
Posted by あび at 2008年02月08日 23:44
続きですが・・。

でも・・もしかしたら それぞれの人生は異なっていてもどこかしらリンクする思いでがあって、そのつぼに填ると人はその映像が作り物であっても(思い出す)のではないでしょうか?
自分の人生の中で起こった様々な 出来事を。

現実で嘘の出来事で泣けないのは・・虚偽・・どこかに相手のずるがしさや、だまそうという思いが解って防衛本能が働くからかな?
映画は もしかしたら 作り物でもその世界の中では真剣に真実を伝えようとしているからですかね。
Posted by あび at 2008年02月08日 23:51
難しいことはわかりませんが、自分の姿に重なると感情に訴えることは
映画に限らず音楽などにもありますよね。

あとは何年かたってから当時の思い出とインパクトの強かった作品がリンクして
その作品がきっかけで過去のことを思い出して・・・とか。。

だから外国の作品は映像や音で楽しむ、
国内の作品はストーリーや歌詞で楽しむ、こういう感覚が
少なからずある気がします。

まれに言葉を越えて意味もわからず震える曲もありましたが
そういうのがまさに名曲なのかも(・・)
私の場合はボヘミアンラプソディとかがそれかな・・・
Posted by まっさん at 2008年02月09日 00:33
あびさん、初めまして・・・と言っても、あびさんのブログを、私も楽しく読ませていただいてます。コメントできてませんけど、ネ(^^;)

「ツボにはまると・・・」
たしかにそうですよね。おんなじ泣ける映画やドラマでも、人によって泣きどころが違ったりするから、やっぱり「泣ける」のは「映画そのものに対して」なんじゃなくて、それを「受け止めた自分」のとらえ方だと・・・う~ん、考えさせられます、ね~。

そして確かに私も、映画は「泣きに行く」・・・ですね^^
Posted by kissykissy at 2008年02月09日 08:42
まっさんさん、ありがとうございます。
確かに、「感情に訴える」という意味では映像だけでなく、「音楽」もまさにそうですよね。
というか、私もどちらかといえば「音楽」で泣いたり感動したりするほうです。

ボヘミアンラプソディは、私も衝撃を受けた記憶があります。そしてそのあと歌詞を読んで、さらに衝撃を受けました。
音楽の力ってスゴイ・・・そう思った曲が何曲かあるのですが、その中の1曲です^^。

・・・にしてもこんな記事で「ボヘミアンラプソディ」につながるとは思ってもみなかった・・・それも驚き!です(^^)
Posted by kissykissy at 2008年02月09日 08:46
りんごは何故赤いのか・・・
このシリーズ好きなんですよ~♪

何故泣くか・・・

人間って人と人の間を生きるから『人間』
というのを恩師から聞いたことがあります。

その延長を考えると、何故泣くか・・・

『空間!!』

それぞれのスイッチ見たいのがあって
目に見えない空間にいくのでは?

そこにいても想像は違う空間にいく。
だから、同じ場面をみても感じ方が違う・・・

その空間の感じ方は、生きてきた経験も含まれるので
涙の量も変わってくる!?

嘘の情報とわかった電話の方は
想像が振り込め詐欺か!?という方向に進み
涙どころじゃなく、疑惑の念・・・

映画の話は、自分がそうだったら・・・
と想像の空間に入り、
自分をその空間で生き体験したような感じになる?


朝から『ちりとてちん』の空間に入り
泣きまくってましたよ。
Posted by さくらさくら at 2008年02月09日 11:04
さくらさん、ありがとうございます。
「スイッチ」・・・よく「琴線に触れる」って言いますが、そんな感じの「その人のスイッチが入る「瞬間」「空間」みたいなものがあるんででょうね。

そういう意味では「ちりとてちん」は思いっきり私のスイッチの入る空間です、ね^^
Posted by kissy at 2008年02月09日 16:28
Kissyさん 初めまして。
コメントをさせて頂くのは初めてですが、ブログは、毎日楽しく拝見させて頂いております。

さて、設問の「作り話だとわかっているウソの電話では誰も泣かないのに、同じ作り話だとわかっているのに、どうして映画では泣けるのか?」ですが・・・

電話は『ウソ』ですが、映画は『芸術』だからだと、自分は思います。

映画に限らず、音楽や絵画などの『芸術』には、必ず造り手がいて。その造り手が、何らかの強いメッセージを作品に込めますよね。
その『芸術』に込められたメッセージを受け止めると、人は感動するのかな、と思いました。

自分も、作曲をしたりしますが。『売れる曲を作ろう!』と思って作った曲より、『これだけは伝えたい!』と思って作った曲の方が、聴く人に感動を与えられる様な気がします。
Posted by しん at 2008年02月10日 00:24
スゴイ!! 皆さんのご意見それぞれに、うんうんナルホド~!!ですね~(^-^)
電話と映画ではシチェーションも作り話の内容もあきらかに違うから・・
リアルに触れられる現実と非現実 ?
それとも感情移入できるかできないか・・かなぁ?
同じ映画を見てもある人は可哀相と言い、ある人は自業自得と言う・・
友人は号泣したけれど私は泣けなかったとか・・あるけれど・・
シンパシー・・共感や心の共鳴があるから泣けるのかな ??

・・ぅぅ頭の中がこんがらがってきちゃいましたぁん f(^□^;)
Posted by じゅりんじゅりん at 2008年02月10日 10:11
しんさん、初めまして。
私もなんちゃって自称ミュージシャンなので、お気持ちというか、その「感覚」がとっても近いです。「思い」が込められているかどうか・・・?
たしかにそういう切り口で考えると、「泣ける」という話がとっても濃いものに思えてきますね。う~~ん・・・いろんな考えがあるんだなあ・・・
Posted by kissykissy at 2008年02月10日 12:10
じゅりんさん、コメントありがとうございます!
そして、最後にキタ~~~~!!(←顔文字が書けない・・うう・・)
じゅりんさん、私の出した結論のツボをドンピシャ!射抜いてます!!(^^;;;)どこがツボか・・って?
「同じ映画を見てもある人は泣き、ある人は泣かない」・・・私が、うんうん唸りながら考えて行き着いた結論は、ここから開けたんですよね~。で、ここから「リンゴが赤い」につながるんです。
そのお話は、また次回の機会に、ぜひお付き合いください(^^)
Posted by kissykissy at 2008年02月10日 12:13
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
映画はどうして泣けるのか?
    コメント(11)