2009年05月17日
新シリーズ「晴れ」と「褻」
「晴れ(ハレ)」と「褻(ケ)」という言葉をご存知だろうか?民俗学者の柳田國男さんが論じて有名になった概念で、日本人の伝統的な考え方というか世界観のひとつ。
Kissyはこの言葉を高校時代に、社会の授業で教わった。
「ハレ」の方は、言葉としても「晴れ舞台」「晴れの日」などのように日常的に良く使われているから、ピンとくる人も多いだろう。「晴れ」=特別な日・正式な日・普段とは異なる区別される日というようなニュアンスの意味合い。
「ハレ」の反対が「ケ」・・・つまり「褻」=凡庸な普段と変わらない日・日常・繰返し訪れる平凡な日というような意味合い。
簡潔に人に説明するのなら、「晴れ」=「非日常」、「褻」=「日常」と説明することが多い。
初めてこの言葉を聞いたときには、なんとなく分かったような、分からないような・・・そんな感じで聞いていたが、「へぇ・・・そういう考え方があるのか」という興味から、言葉だけ覚えていたのだが・・・大学へ行って「哲学」なんちゅうものを勉強するようになったものだから、その後、何度もこの言葉と、言葉の指し示すモノのことを考えるようになり・・・今でもそういうことを事あるごとに考えている。
ずっと昔に教わった知識なので、それが正しいのかどうなのかも、また、そういう説明のしかたでよいのかどうなのかも分からないが、「ハレ」と「ケ」ということについて、僕自身は色々な場面で色々なたとえや事例を使って解釈している。最近この言葉を思い出したのは、5月31日の「ミカン」のイベントのことで色々考えていたときのこと。
おんふらんすの田中シェフ・・・僕のブログにもたまにコメントを下さる「田中しゃん」です^^;・・・が、料理教室をやるのに、地元や近隣の農家の方から食材を提供していただけるよう呼びかけている、というので僕も色々当たってみているときに、ふとこの言葉を思い出したのだ。
はじめのうち、なぜ、農家の方から食材集めするのをお願いする、というときに「晴れ」と「褻」の話を思い出したのか、自分でも分からなかった。だって食材集めするのに「日常」「非日常」という概念や枠組みはどう考えても出てこなかったから・・・。
自分でも「ナンでだろう?ナンでだろう?」と思いながら、う~~ん( ̄へ ̄)・・・と半分頭を抱え込んでいたのだが・・・ある友人に「晴れ」「褻」の話をしようと、色々説明のしかたを考えているときに思い出した。
僕の中では、「晴れ」「褻」という言葉は、農業と密接にかかわる言葉としてもインプットされている言葉だったからだ。
「ミカン」のような、めったにはやらない「非日常的」なイベントのことをどこかで「晴れ」というキーワードと結び付けていたところへ、「農家」「農業」というもうひとつ「結びつける」イメージが出てきたから、「晴れ」「褻」という話が出てきたんだ、と思い出して、ひとまず心の中のモヤモヤがとれた気がした。が・・・このことをきっかけに、「ミカン」のことを考えるうちに、実は僕自身がNPO活動や市民活動・・・いや、もっと言うと職業にしているITコンサルタントの活動から、自分自身の生き方にいたるまで・・・Kissyという人格の、ありとあらゆる意味の根幹にかかわる部分で、自分自身を見直さなければならないなあ、と思うにいたるヒントがある、という思いにいたった。
で・・・その事を忘れないうちに書き留めておこうと思ったのだけれども・・・書き始めて数分で気づいた。あまりに壮大なテーマで、あまりに書かなければいけないことがたくさんありすぎて、とてもブログ一記事で収められる話ではない・・・けれどもちゃんと書いておかなければいけない気がする・・・。
ということで・・・1年半ぶりくらいでしょうか・・・?「そのリンゴは赤いのか?」シリーズの時と同じように、このテーマをひとつのカテゴリーにして、自分自身で納得いくまで、色々と書いてみようと思います。ただし今回は「そのリンゴ・・・」の時とは違って、以前まとめ上げたことのある論旨を書くのではなく、これから思考をめぐらせながら論旨を展開していくことになるので、上手くまとまるかどうか・・・?
けど、それでも「面白そうだな?」と思ってくださる、哲学・思索好きの方がいらしたら・・・どうぞお付き合いください・・・あ、けど、毎日こんな記事書くわけじゃないですよ~^^;;;
Kissyはこの言葉を高校時代に、社会の授業で教わった。
「ハレ」の方は、言葉としても「晴れ舞台」「晴れの日」などのように日常的に良く使われているから、ピンとくる人も多いだろう。「晴れ」=特別な日・正式な日・普段とは異なる区別される日というようなニュアンスの意味合い。
「ハレ」の反対が「ケ」・・・つまり「褻」=凡庸な普段と変わらない日・日常・繰返し訪れる平凡な日というような意味合い。
簡潔に人に説明するのなら、「晴れ」=「非日常」、「褻」=「日常」と説明することが多い。
初めてこの言葉を聞いたときには、なんとなく分かったような、分からないような・・・そんな感じで聞いていたが、「へぇ・・・そういう考え方があるのか」という興味から、言葉だけ覚えていたのだが・・・大学へ行って「哲学」なんちゅうものを勉強するようになったものだから、その後、何度もこの言葉と、言葉の指し示すモノのことを考えるようになり・・・今でもそういうことを事あるごとに考えている。
ずっと昔に教わった知識なので、それが正しいのかどうなのかも、また、そういう説明のしかたでよいのかどうなのかも分からないが、「ハレ」と「ケ」ということについて、僕自身は色々な場面で色々なたとえや事例を使って解釈している。最近この言葉を思い出したのは、5月31日の「ミカン」のイベントのことで色々考えていたときのこと。
おんふらんすの田中シェフ・・・僕のブログにもたまにコメントを下さる「田中しゃん」です^^;・・・が、料理教室をやるのに、地元や近隣の農家の方から食材を提供していただけるよう呼びかけている、というので僕も色々当たってみているときに、ふとこの言葉を思い出したのだ。
はじめのうち、なぜ、農家の方から食材集めするのをお願いする、というときに「晴れ」と「褻」の話を思い出したのか、自分でも分からなかった。だって食材集めするのに「日常」「非日常」という概念や枠組みはどう考えても出てこなかったから・・・。
自分でも「ナンでだろう?ナンでだろう?」と思いながら、う~~ん( ̄へ ̄)・・・と半分頭を抱え込んでいたのだが・・・ある友人に「晴れ」「褻」の話をしようと、色々説明のしかたを考えているときに思い出した。
僕の中では、「晴れ」「褻」という言葉は、農業と密接にかかわる言葉としてもインプットされている言葉だったからだ。
「ミカン」のような、めったにはやらない「非日常的」なイベントのことをどこかで「晴れ」というキーワードと結び付けていたところへ、「農家」「農業」というもうひとつ「結びつける」イメージが出てきたから、「晴れ」「褻」という話が出てきたんだ、と思い出して、ひとまず心の中のモヤモヤがとれた気がした。が・・・このことをきっかけに、「ミカン」のことを考えるうちに、実は僕自身がNPO活動や市民活動・・・いや、もっと言うと職業にしているITコンサルタントの活動から、自分自身の生き方にいたるまで・・・Kissyという人格の、ありとあらゆる意味の根幹にかかわる部分で、自分自身を見直さなければならないなあ、と思うにいたるヒントがある、という思いにいたった。
で・・・その事を忘れないうちに書き留めておこうと思ったのだけれども・・・書き始めて数分で気づいた。あまりに壮大なテーマで、あまりに書かなければいけないことがたくさんありすぎて、とてもブログ一記事で収められる話ではない・・・けれどもちゃんと書いておかなければいけない気がする・・・。
ということで・・・1年半ぶりくらいでしょうか・・・?「そのリンゴは赤いのか?」シリーズの時と同じように、このテーマをひとつのカテゴリーにして、自分自身で納得いくまで、色々と書いてみようと思います。ただし今回は「そのリンゴ・・・」の時とは違って、以前まとめ上げたことのある論旨を書くのではなく、これから思考をめぐらせながら論旨を展開していくことになるので、上手くまとまるかどうか・・・?
けど、それでも「面白そうだな?」と思ってくださる、哲学・思索好きの方がいらしたら・・・どうぞお付き合いください・・・あ、けど、毎日こんな記事書くわけじゃないですよ~^^;;;
Posted by kissy(岸本圭史) at 20:46│Comments(4)
│晴れと褻
この記事へのコメント
ん・・・・?
この言葉「ハレ」と「ケ」も、聞いたことある気がする・・・。
いつかは忘れたけど、きっと兄貴に聞いたんでせう。
でも「リンゴの色」の話ほど、いろいろなバックボーンは思い出せない^^;
お付合いしましょう♪
この言葉「ハレ」と「ケ」も、聞いたことある気がする・・・。
いつかは忘れたけど、きっと兄貴に聞いたんでせう。
でも「リンゴの色」の話ほど、いろいろなバックボーンは思い出せない^^;
お付合いしましょう♪
Posted by 弟 at 2009年05月17日 22:32
こんばんは♪
「ハレ」の日と「ケ」の日
とても興味ある命題です
私は自身の仕事について、最近よく考えます
これは「日常」なのか、それとも「非日常」なのか・・・
連綿と続く暮らしの その最終地点だと考えれば
それは「日常」の延長線上にあるのだけれど
でも、それを「日常」とは呼び難い・・・
普段、仕事に関する事を声高には語るような事は
余りしないのだけれども
この「ハレ」と「ケ」にまつわるものとして
少し 話してみても良いのかもしれない、、そんな風に
想い始めています
シリーズ化されるのですね
楽しみに拝見しつつ、自身にも問いかけ続ける事になりそうです
「ハレ」の日と「ケ」の日
とても興味ある命題です
私は自身の仕事について、最近よく考えます
これは「日常」なのか、それとも「非日常」なのか・・・
連綿と続く暮らしの その最終地点だと考えれば
それは「日常」の延長線上にあるのだけれど
でも、それを「日常」とは呼び難い・・・
普段、仕事に関する事を声高には語るような事は
余りしないのだけれども
この「ハレ」と「ケ」にまつわるものとして
少し 話してみても良いのかもしれない、、そんな風に
想い始めています
シリーズ化されるのですね
楽しみに拝見しつつ、自身にも問いかけ続ける事になりそうです
Posted by こはる at 2009年05月17日 23:28
人気シリーズになり、ブログ本を出版できそうなテーマだ!
楽しみにしています♪
追伸:市町村合併の論議がされている頃、いっその事伊豆を独立国家にしようと公で発言した事が有ります(笑)
楽しみにしています♪
追伸:市町村合併の論議がされている頃、いっその事伊豆を独立国家にしようと公で発言した事が有ります(笑)
Posted by もでな
at 2009年05月18日 07:47

>弟クン
それ、多分一緒に住んでたときに読んでたマンガ本に出てきた話を覚えているんだと思うぞ~。ハレとケの話は、そのときにチラっとしただけだったと思うから、ね~。
ま、これからたくさん書くと思うので、お付き合い下さいm(_ _)m
>こはるさん
どうまとまるか、まったく自信ないんですが・・・とりあえず色々書き綴ってみますので・・・もしよかったらお付き合い下さいね~^^
>もでなさん
アハハハハ~。ブログ本出版、できたらイイですね~。けど、まったく「ひとり言」の域を出ない内容だと思うので・・・ムリかなぁ~^^;?
伊豆独立国家論・・・それ、ウチのNPOにもひとり、事あるごとに言っているのがいますよ~。伊豆夢とか、いらっしゃいませんか?ぜひそういうお話をしてみたいです!
それ、多分一緒に住んでたときに読んでたマンガ本に出てきた話を覚えているんだと思うぞ~。ハレとケの話は、そのときにチラっとしただけだったと思うから、ね~。
ま、これからたくさん書くと思うので、お付き合い下さいm(_ _)m
>こはるさん
どうまとまるか、まったく自信ないんですが・・・とりあえず色々書き綴ってみますので・・・もしよかったらお付き合い下さいね~^^
>もでなさん
アハハハハ~。ブログ本出版、できたらイイですね~。けど、まったく「ひとり言」の域を出ない内容だと思うので・・・ムリかなぁ~^^;?
伊豆独立国家論・・・それ、ウチのNPOにもひとり、事あるごとに言っているのがいますよ~。伊豆夢とか、いらっしゃいませんか?ぜひそういうお話をしてみたいです!
Posted by kissy
at 2009年05月18日 13:14
