2009年03月12日
磁石の理論はいまだ有効か?
コンビニやドラッグストア・ホームセンターなどのチェーンストアを運営・経営する上で、「お店のレイアウト設計」というのは非常に重要な要素となるのですが、その中でも、一般的によく知られているのが「磁石売り場」のお話。
簡単に言うと、お客様に、お店の中を意図通り歩いていただくことによって、見せたい商品・売りたい商品を効果的に演出する意図で、ポイントとなる場所に、多くのお客様をひきつける商品を陳列する、という手法。
その商品に吸い寄せられるようにお客様が集まってくることから「磁石」にたとえられて「磁石売り場」といわれているのですが・・・実はこれ、「理論」「理想」としては、もう30年以上も前からずっと唱えられてきたお話。Kissyが以前勤めていた会社で、こういった専門的な店舗レイアウトやチェーンストア経営・マネジメントなどを体系的に理論立てて習得したのは、もう20年近くも前ですが・・・その頃すでに「店舗レイアウト・店舗運営理論」としては体系的に構築されていました・・・けれども当時は、実際にはそんな理論を完璧に実践しているお店なんてあるのかな?という感じで、どことなく「絵に描いた餅・机上の空論」のように聞こえていましたが・・・90年代以降、こういう理論に基づいた売り場作りというのは急速に普及していった感があります。
コレはKissyの全く独自の解釈ですが・・・
バブル崩壊以前は、とにかく陳列棚にモノを置いておけば放っておいてもバンバン売れていく・・・という時代だったので、「どういう売り場を作る」なんてことはどうでもよくて、それよりもむしろ「どうやって問屋から大量に安く仕入れられるか?」ばかりに力点が置かれていたんだと思います。
それが、バブル崩壊後、何度も繰り返しやってくる不況の波で、「仕入れても売れない」「お客は来るけど買ってもらえない」という現実に対処するために、「商品をいかに効果的に売り込むか?」「お店の商品をいかに見てもらい、手にとってもらうか?」を考えなければならない時代になって、ようやく「磁石売り場」に代表される店舗レイアウト理論の実践が評価され始めた・・・という事なのだと思います。
ところで・・・店舗レイアウトやチェーンストア理論は、ある社会学・行動科学的な大前提を元に理論構築されています。それは、「大多数の一般市民は、似通った傾向の行動をとる」という大前提。
例えば、「一本1万円するワインが980円という激安で陳列されていたら、100人いたら70~80人近くの人は興味を持ってその売り場まで行ってみる傾向にある」というような・・・
けれども、2000年頃から急速に拡大した情報氾濫社会の影響もあって、お客様の嗜好や思考、生活形態などが多種多様になってきて、「大多数の人が同じ行動をとる」なんてことは考えにくいなあ・・・と思われるようになってきた最近・・・その上この不況下で、「大多数の人が似通った傾向に走る」という理論を武器に売り場を作って効果があるのだろうか?とも思っていたのですが・・・
最近ふとこの話を思い出して、仕事中に立ち寄るコンビニやドラッグストアや、色んなお店で、「そういう視点」で店内を歩いて回ってみました。
そしたら・・・
磁石売り場の理論は、2009年の大不況のこの状況下にあっても、見事に実践されていました^^
単に「理論をそのまんま売り場にしただけかも・・・?」と思って、あるお店で30分くらいずっと観察していたのですが・・・やはりかなりの割合のお客さんが磁石売り場に吸い寄せられて、そのお店の意図であろうとおりの行動を取っていました・・・(^^)
ある意味、この「磁石売り場」の理論って、スゴいなあ・・・と実感した瞬間でもあります。
ちなみに、今回Kissyがやってみたような、「ある目的を持って、色々な店を同じ視点で観察し、自社のお店運営に活かす視察」のことを「ストアコンパリゾン」と言います(←って、Kissyそんな本格的にストアコンパリゾンしたわけじゃないですけど、ね^^;;)
具体的に、どのお店のどこの売り場の、どんな商品の陳列が「磁石」になってるの?・・・関心のある方、もしよかったらご連絡ください^^
簡単に言うと、お客様に、お店の中を意図通り歩いていただくことによって、見せたい商品・売りたい商品を効果的に演出する意図で、ポイントとなる場所に、多くのお客様をひきつける商品を陳列する、という手法。
その商品に吸い寄せられるようにお客様が集まってくることから「磁石」にたとえられて「磁石売り場」といわれているのですが・・・実はこれ、「理論」「理想」としては、もう30年以上も前からずっと唱えられてきたお話。Kissyが以前勤めていた会社で、こういった専門的な店舗レイアウトやチェーンストア経営・マネジメントなどを体系的に理論立てて習得したのは、もう20年近くも前ですが・・・その頃すでに「店舗レイアウト・店舗運営理論」としては体系的に構築されていました・・・けれども当時は、実際にはそんな理論を完璧に実践しているお店なんてあるのかな?という感じで、どことなく「絵に描いた餅・机上の空論」のように聞こえていましたが・・・90年代以降、こういう理論に基づいた売り場作りというのは急速に普及していった感があります。
コレはKissyの全く独自の解釈ですが・・・
バブル崩壊以前は、とにかく陳列棚にモノを置いておけば放っておいてもバンバン売れていく・・・という時代だったので、「どういう売り場を作る」なんてことはどうでもよくて、それよりもむしろ「どうやって問屋から大量に安く仕入れられるか?」ばかりに力点が置かれていたんだと思います。
それが、バブル崩壊後、何度も繰り返しやってくる不況の波で、「仕入れても売れない」「お客は来るけど買ってもらえない」という現実に対処するために、「商品をいかに効果的に売り込むか?」「お店の商品をいかに見てもらい、手にとってもらうか?」を考えなければならない時代になって、ようやく「磁石売り場」に代表される店舗レイアウト理論の実践が評価され始めた・・・という事なのだと思います。
ところで・・・店舗レイアウトやチェーンストア理論は、ある社会学・行動科学的な大前提を元に理論構築されています。それは、「大多数の一般市民は、似通った傾向の行動をとる」という大前提。
例えば、「一本1万円するワインが980円という激安で陳列されていたら、100人いたら70~80人近くの人は興味を持ってその売り場まで行ってみる傾向にある」というような・・・
けれども、2000年頃から急速に拡大した情報氾濫社会の影響もあって、お客様の嗜好や思考、生活形態などが多種多様になってきて、「大多数の人が同じ行動をとる」なんてことは考えにくいなあ・・・と思われるようになってきた最近・・・その上この不況下で、「大多数の人が似通った傾向に走る」という理論を武器に売り場を作って効果があるのだろうか?とも思っていたのですが・・・
最近ふとこの話を思い出して、仕事中に立ち寄るコンビニやドラッグストアや、色んなお店で、「そういう視点」で店内を歩いて回ってみました。
そしたら・・・
磁石売り場の理論は、2009年の大不況のこの状況下にあっても、見事に実践されていました^^
単に「理論をそのまんま売り場にしただけかも・・・?」と思って、あるお店で30分くらいずっと観察していたのですが・・・やはりかなりの割合のお客さんが磁石売り場に吸い寄せられて、そのお店の意図であろうとおりの行動を取っていました・・・(^^)
ある意味、この「磁石売り場」の理論って、スゴいなあ・・・と実感した瞬間でもあります。
ちなみに、今回Kissyがやってみたような、「ある目的を持って、色々な店を同じ視点で観察し、自社のお店運営に活かす視察」のことを「ストアコンパリゾン」と言います(←って、Kissyそんな本格的にストアコンパリゾンしたわけじゃないですけど、ね^^;;)
具体的に、どのお店のどこの売り場の、どんな商品の陳列が「磁石」になってるの?・・・関心のある方、もしよかったらご連絡ください^^
Posted by kissy(岸本圭史) at 08:48│Comments(0)
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