2012年01月05日
ホームページ詐欺について
今日の昼間、Google+・Facebook・ツイッターで「ホームページ詐欺」のことについて発言したところ、色々な方からご質問やご指摘、あるいは反論をいただきました。
ツイッターなどでの短い文章では多々誤解を招く部分があるということに、ご指摘いただいてから気づきました。
この事について一度ブログ上できちんと書いておこうと思います。
僕が「ホームページ詐欺」と表現した内容は、以下のようなもののことを指しています。
と、いうような内容のもの。(厳密には上記の内容とは若干異なるスタイルの勧誘やサービスの提供をしている詐欺的な業者もあるようです。いずれの場合にも、僕の感覚からすると「断れない状況を巧みに作って法外な金を取る」という点で詐欺まがいである事には変りない)
ツイッター上では、文字数の制限もあって、「自前のポータルに無料でお店(会社)の広告出してあげますという勧誘から始まって、「サイト作りましょう」「SEOを」「自分で更新できるように」と、次々に有料契約を巧みに迫るという手口のこと」と書いていました。
このツイートだけを読むと、解釈の仕方によっては、優良なポータルサイトまでもが詐欺だというように聞こえてしまいますね。この点が僕の全くの説明不足でした。
これでは、全国的にも有名な広告サイトやクチコミサイト、あるいはそれぞれの地域で地元密着型のポータル・クチコミを展開されているサイトさんを「全部詐欺だ」と言っているようにも、確かに読めてしまいます。
この点は僕の思慮不足でした。申し訳ありません。
こういった広告サイトやクチコミサイトについては、僕も「詐欺だ」などとは毛頭考えていません。僕が「詐欺だ」と憤慨する悪徳業者とは、決定的に異なる点が幾つかあります。それは
最後の点は本当に声を大にして言いたい点です。
良心的な広告サイトやクチコミサイトは、そもそも運営会社がきちんとしたノウハウ・経験を蓄積しているので、「Webでの宣伝・広告やクチコミの広がりが、顧客獲得・売上アップに繋がる」という見込みのある業種・業界に対してウェイトを置いている事が多いです。
ところが、詐欺的な悪徳業者は、「そもそも、Web上でのアピールやクチコミは、新規顧客獲得や販路拡大にはつながりにくい」つまり、「Webでの広告宣伝にはあまりなじまない」ような業種の会社やお店に対して、強引に勧誘をかけてくる事が多いのです。(当然のことながら、そういう業種の経営者さんは、Webに対して関心や知識が低いので、そういうところに付け込んでくる、といういやらしい部分も、良心的なサイトとは決定的に異なります)
以上のような事を、Facebook・Google+などで書いていたので、Google+、Facebookなどでご覧になった方には、意図がある程度ご理解いただけたのではないかと思いますが、ツイッターではこれらのニュアンスが全く欠如していたため、誤解をまねくような表現になってしまっていました。
良心的な優良サイトの事を「詐欺だ」と揶揄するつもりでは全くありませんので、その点をご理解いただけたらと思います。
事業者様や会社経営者様に、Web活用というものの危うい点を今一度認識していただきたい、という思いで発信したということを併せてご理解いただければと思います。
奇しくも今日、食べログで30社以上もの「やらせ」会社が存在するというニュースも報道されましたね。
Web上という顔の見えないコミュニティの中で、どうやってより良質・より優良な会社・お店の存在をアピールすべきか・・・これは専門家だけでなく、利用するユーザーの皆さん、そこへ広告を出そうとする事業者さんにも、改めて考えていただきたい、重要なテーマだと思います。
以上、色々誤解を招いてしまったこと、改めてお詫び申し上げます。
ツイッターなどでの短い文章では多々誤解を招く部分があるということに、ご指摘いただいてから気づきました。
この事について一度ブログ上できちんと書いておこうと思います。
僕が「ホームページ詐欺」と表現した内容は、以下のようなもののことを指しています。
- 電話での勧誘でアプローチを掛けてくる
- 自社(自前)のポータルサイトなどへ、無料で広告を掲載しますというような主旨の提案をし、ユーザー(電話を受けた事業主)からの申込を取り付ける
- 広告掲載後、「もっと目立つ広告を」「もっと効果の上がるような取り組みを」と、さらなる勧誘をしてくる。はじめの電話勧誘では、お金は一切かかりませんという説明だったのに、この時点では「ここから先はお金がかかる」という話になっている。→これは言った言わないの話ではなく、少なくともユーザーの方が「一切お金はかからない」と理解したという点が重要。
- 勧誘の際に、「御社の所在地域では、掲載枠があと数枠しかないので、今日中に申込をしないと受け付けられない」など、半ば脅迫的で強引な勧誘をしてくる。(しかもここまで勧誘しているのに、電話でしか連絡をしてこない)
- 更に、「広告を出すだけでは効果が低い。独自のホームページを持ったほうが良い。ウチで制作を受け付けているのでぜひ」というように畳み掛けるような勧誘をしてくる。
- ホームページの制作でも「最初の立ち上げは無料」というような謳い文句で、ユーザーの関心を引きつけておいて、なんともお粗末な数ページのサイトを作ってハイ終わり。その内容に不満が残ったり、不足があったりして問い合わせると、「ここから先は有料」という話になる。
- で、「有料」の金額を聞くと、空いた口が塞がらなくなるほどの法外な金額を案内される。→具体的な金額はここでは控えますが、「5年リースを組まされるほど」の金額です。
- この「有料」には、「ユーザー自身でページの更新や追加ができるシステム」も含まれているので高くて当たり前、という説明をされるようですが、契約後そのシステムの使い方が分からないからサポートに問い合わせるとなると、これがまた保守だかサポート料だかを、別料金で取られるらしいです。
と、いうような内容のもの。(厳密には上記の内容とは若干異なるスタイルの勧誘やサービスの提供をしている詐欺的な業者もあるようです。いずれの場合にも、僕の感覚からすると「断れない状況を巧みに作って法外な金を取る」という点で詐欺まがいである事には変りない)
ツイッター上では、文字数の制限もあって、「自前のポータルに無料でお店(会社)の広告出してあげますという勧誘から始まって、「サイト作りましょう」「SEOを」「自分で更新できるように」と、次々に有料契約を巧みに迫るという手口のこと」と書いていました。
このツイートだけを読むと、解釈の仕方によっては、優良なポータルサイトまでもが詐欺だというように聞こえてしまいますね。この点が僕の全くの説明不足でした。
これでは、全国的にも有名な広告サイトやクチコミサイト、あるいはそれぞれの地域で地元密着型のポータル・クチコミを展開されているサイトさんを「全部詐欺だ」と言っているようにも、確かに読めてしまいます。
この点は僕の思慮不足でした。申し訳ありません。
こういった広告サイトやクチコミサイトについては、僕も「詐欺だ」などとは毛頭考えていません。僕が「詐欺だ」と憤慨する悪徳業者とは、決定的に異なる点が幾つかあります。それは
- 有料サービスであっても、その金額が「法外」では全くない。(僕の知る限り、知名度の高いクチコミサイトや広告サイトは、月額数千円~数万円程度だと理解しています。その程度の「広告宣伝」を法外だとは、もちろん考えていません。)
- 勧誘の際には、断ろうと思えば断れる余地があるし、そもそも初めは説明していなかった有料サービスが、後になって出てくるというような引っ掛けのような勧誘をしていない。
- 勧誘・提案する対象ユーザーが、大抵の場合飲食・美容・宿泊・レジャーなど、クチコミやWeb上の宣伝で顧客獲得が大いに見込まれる業種を中心としている。
最後の点は本当に声を大にして言いたい点です。
良心的な広告サイトやクチコミサイトは、そもそも運営会社がきちんとしたノウハウ・経験を蓄積しているので、「Webでの宣伝・広告やクチコミの広がりが、顧客獲得・売上アップに繋がる」という見込みのある業種・業界に対してウェイトを置いている事が多いです。
ところが、詐欺的な悪徳業者は、「そもそも、Web上でのアピールやクチコミは、新規顧客獲得や販路拡大にはつながりにくい」つまり、「Webでの広告宣伝にはあまりなじまない」ような業種の会社やお店に対して、強引に勧誘をかけてくる事が多いのです。(当然のことながら、そういう業種の経営者さんは、Webに対して関心や知識が低いので、そういうところに付け込んでくる、といういやらしい部分も、良心的なサイトとは決定的に異なります)
以上のような事を、Facebook・Google+などで書いていたので、Google+、Facebookなどでご覧になった方には、意図がある程度ご理解いただけたのではないかと思いますが、ツイッターではこれらのニュアンスが全く欠如していたため、誤解をまねくような表現になってしまっていました。
良心的な優良サイトの事を「詐欺だ」と揶揄するつもりでは全くありませんので、その点をご理解いただけたらと思います。
事業者様や会社経営者様に、Web活用というものの危うい点を今一度認識していただきたい、という思いで発信したということを併せてご理解いただければと思います。
奇しくも今日、食べログで30社以上もの「やらせ」会社が存在するというニュースも報道されましたね。
Web上という顔の見えないコミュニティの中で、どうやってより良質・より優良な会社・お店の存在をアピールすべきか・・・これは専門家だけでなく、利用するユーザーの皆さん、そこへ広告を出そうとする事業者さんにも、改めて考えていただきたい、重要なテーマだと思います。
以上、色々誤解を招いてしまったこと、改めてお詫び申し上げます。
Posted by kissy(岸本圭史) at 20:57│Comments(0)
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