2009年01月12日
転ばぬ先の杖が本当に役に立った
つい数日前のこと。
古くからのパソコン相談所のお客様から、電話が入りました。
「Kissyさん、忙しいところ申し訳ないんだけれど、ムリを押して今すぐ来てもらえませんか?」
滅多に無理難題を言わないお客さまなのに、この時は有無を言わさぬ急ぎ様・・・電話のこちら側からも、顔面蒼白な感じがハッキリ分かるほどの緊急事態のようです。
話をうかがうと、どうやら会社のパソコンの中の大切なデータが消えてなくなってしまっている、との事。とりあえず緊急で他のお客様の予定を調整させていただき、うかがいました。
到着してお話をうかがうと、前日の午後まで確かに保存されていたハズの、あるフォルダのデータがフォルダごとごっそり消えてしまっているとの事。で、もう少し詳しくお話を聞き、状況を確認していくと、ネットワーク上の他のパソコンから、従業員の方が誤ってフォルダごと削除してしまったらしい・・・
「ゴミ箱にももう残っていないし・・・あのデータがないと、会社全体の業務に支障が出て・・・下手すると数百万・・・いや会社がつぶれるかもしれないんです。何とか助けてください!!」
懇願するような社長さんの要請を聞きながら、ある1点に視線を集中していたボクは、黙ったまま少しパソコンの操作をしていて、数分後、涼しい顔して社長さんにこう言いました。
「社長、大丈夫ですよ。早ければあと数分で全部元通りに戻ります。」
「え!!!!本当ですか!!??助かったぁ~~~。けど、どうしてそんなに簡単に・・・?」
実はこのお客様の会社、ちょうど一年前に、Kissyから提案させていただいてデータバックアップ用の外付けハードディスクを導入して、1週間に一度、データのバックアップを取るようにしてあったのです。たまたま運よく、消失したデータを最後にバックアップしたのが、前日の正午だったので、バックアップしたハードディスクから、元のパソコンへデータを戻すだけの作業で、事なきを得ました。
社長さん、喜んだこと喜んだこと・・・
一年前、「万が一の時のために、データバックアップ用のHDDを導入しましょう」と提案させていただいたときには、費用的なことや色々なことで、あまり積極的ではなくて、ゴリ押しでKissyが押し切ったのを、少しムッとされていた事もあったのですが・・・
「いやぁ~~~、あの時ゴリ押ししてくれて、本当に助かったよ。ありがとう!」
そう言われて、1年前にケチョンケチョンに言われた悔しさも晴れ、久しぶりにこの仕事をしていて、モロにお客様の役に立った実感、というのを味わいました。
さてさて・・・
この記事を書かせていただいたのは、データバックアップの大切さを、少しでもお伝えしたかったから。
データのバックアップって、普段は何の役にも立たないし、時間はかかるしバックアップ中はパソコンの動きは重くなるし(少しだけですけれど、ね)・・・ナンもイイことありませんが・・・
いざ、データが消えてしまった、という時には、絶大な威力を発揮します。
お仕事でパソコンをお使いになっている、すべての方に、ぜひオススメしたい。
データの定期的なバックアップは、ぜひぜひ行うようにしてください。「イザ」というときが来てからでは、完全に手遅れなのです。
↓バックアップには、外付けハードディスクをオススメします↓
ちなみに・・・
「データが消えてしまったときは、データ復旧ソフトがあるから大丈夫」というご意見の方も多いようですが・・・
データ復旧ソフトで、データが完全に復活するわけじゃあありません。
また、データ復旧ソフトでの復旧には、非常に時間がかかることが多いです。
復旧の操作も、そこそこ面倒で難しいですし・・・
だから、データ復旧ソフトは、「本当に消えてなくなって、バックアップも取ってない」時のための緊急措置と考えたほうがよいでしょう。
まずは、そういう事になる手前で、データをバックアップすることを習慣付けることが大切です。
追記:
もしこのお客様がデータバックアップ用のHDDを導入していなかったらどうなっていたかって・・・?
もしHDDにバックアップしていなかったら、このお客様、損失数百万は免れなかったと思います。
古くからのパソコン相談所のお客様から、電話が入りました。
「Kissyさん、忙しいところ申し訳ないんだけれど、ムリを押して今すぐ来てもらえませんか?」
滅多に無理難題を言わないお客さまなのに、この時は有無を言わさぬ急ぎ様・・・電話のこちら側からも、顔面蒼白な感じがハッキリ分かるほどの緊急事態のようです。
話をうかがうと、どうやら会社のパソコンの中の大切なデータが消えてなくなってしまっている、との事。とりあえず緊急で他のお客様の予定を調整させていただき、うかがいました。
到着してお話をうかがうと、前日の午後まで確かに保存されていたハズの、あるフォルダのデータがフォルダごとごっそり消えてしまっているとの事。で、もう少し詳しくお話を聞き、状況を確認していくと、ネットワーク上の他のパソコンから、従業員の方が誤ってフォルダごと削除してしまったらしい・・・
「ゴミ箱にももう残っていないし・・・あのデータがないと、会社全体の業務に支障が出て・・・下手すると数百万・・・いや会社がつぶれるかもしれないんです。何とか助けてください!!」
懇願するような社長さんの要請を聞きながら、ある1点に視線を集中していたボクは、黙ったまま少しパソコンの操作をしていて、数分後、涼しい顔して社長さんにこう言いました。
「社長、大丈夫ですよ。早ければあと数分で全部元通りに戻ります。」
「え!!!!本当ですか!!??助かったぁ~~~。けど、どうしてそんなに簡単に・・・?」
実はこのお客様の会社、ちょうど一年前に、Kissyから提案させていただいてデータバックアップ用の外付けハードディスクを導入して、1週間に一度、データのバックアップを取るようにしてあったのです。たまたま運よく、消失したデータを最後にバックアップしたのが、前日の正午だったので、バックアップしたハードディスクから、元のパソコンへデータを戻すだけの作業で、事なきを得ました。
社長さん、喜んだこと喜んだこと・・・
一年前、「万が一の時のために、データバックアップ用のHDDを導入しましょう」と提案させていただいたときには、費用的なことや色々なことで、あまり積極的ではなくて、ゴリ押しでKissyが押し切ったのを、少しムッとされていた事もあったのですが・・・
「いやぁ~~~、あの時ゴリ押ししてくれて、本当に助かったよ。ありがとう!」
そう言われて、1年前にケチョンケチョンに言われた悔しさも晴れ、久しぶりにこの仕事をしていて、モロにお客様の役に立った実感、というのを味わいました。
さてさて・・・
この記事を書かせていただいたのは、データバックアップの大切さを、少しでもお伝えしたかったから。
データのバックアップって、普段は何の役にも立たないし、時間はかかるしバックアップ中はパソコンの動きは重くなるし(少しだけですけれど、ね)・・・ナンもイイことありませんが・・・
いざ、データが消えてしまった、という時には、絶大な威力を発揮します。
お仕事でパソコンをお使いになっている、すべての方に、ぜひオススメしたい。
データの定期的なバックアップは、ぜひぜひ行うようにしてください。「イザ」というときが来てからでは、完全に手遅れなのです。
↓バックアップには、外付けハードディスクをオススメします↓
ちなみに・・・
「データが消えてしまったときは、データ復旧ソフトがあるから大丈夫」というご意見の方も多いようですが・・・
データ復旧ソフトで、データが完全に復活するわけじゃあありません。
また、データ復旧ソフトでの復旧には、非常に時間がかかることが多いです。
復旧の操作も、そこそこ面倒で難しいですし・・・
だから、データ復旧ソフトは、「本当に消えてなくなって、バックアップも取ってない」時のための緊急措置と考えたほうがよいでしょう。
まずは、そういう事になる手前で、データをバックアップすることを習慣付けることが大切です。
追記:
もしこのお客様がデータバックアップ用のHDDを導入していなかったらどうなっていたかって・・・?
もしHDDにバックアップしていなかったら、このお客様、損失数百万は免れなかったと思います。
Posted by kissy(岸本圭史) at 11:15│Comments(1)
│ITC
この記事へのコメント
さすがkissyさん
おみごとです。
おみごとです。
Posted by 工房ike at 2009年01月12日 22:26
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