2011年09月03日
会計ソフトの乗り換え支援

会計ソフトの乗り換え
というと、なんか経理で使う会計ソフトを「◯◯会計」から「◯◯奉行」へインストールしなおすだけ、というイメージをお持ちになる方も多いかと思います。けれども・・・
パソコンソフトをインストールして、事業所設定をすればそれでOKじゃん?少しパソコンに詳しけりゃ誰でもできるでしょ?税理士さんだってパソコン詳しそうだから困ったらスグに相談すればイイし・・・
と思って安易にやってしまうと、後からとんでもないことになります。
ナンで会計ソフトの乗り換えが、単に「ソフトインストールしなおすだけ」ですまないのか・・・?
理由は数え始めたらキリがないほどたくさんあるのですが、記事を書きながらパッと思いつくだけでも、例えば
- 会計ソフトによって、データの持ち方や仕様が異なるので、勘定科目や補助科目の項目を以前のソフトとぴったんこ合せなければならないため、インストール後の設定が非常に面倒
- 経理・会計の業務プロセスそのものが、以前の会計ソフトの仕様に合わせて組まれていることが多いため、「ソフトウェア」以外の部分の業務まで組み直す必要があり、そのためのアドバイス・支援が大変
- 会計ソフトのデータは経営会議などの資料として使われることが多い。前の会計ソフトのデータを加工して出来ていた資料と同じものを、仕様の違う変更後の会計ソフトでも出せるようにする必要がある。
- 特に前年度・前前年度との数値比較などを行う必要のある場合、異なる会計ソフトのデータを同じ帳票にまとめなければならないという問題が生じる(→これは、過去数年分の会計データを、新しい会計ソフトへインポートすることで解消できますが)
- 顧問税理士・会計事務所さんの使用している会計ソフトでの処理や監査業務などとの連携ができるかどうかを確認しながらすすめる必要がある
などなど・・・
今回のお客様は、経理担当の方がそれら諸々の事情について理解が早く、スムーズに進めることができたため、丸3日くらいの作業で、ひと通りの乗り換え作業を完了でき、今日最終チェックを行ってとりあえず終了ですが・・・数カ月後に運用状況のチェックを含めて再度支援が必要になりそうな感じです。
さてさて・・・奇しくも台風で大荒れになった今日、支援業務は荒れずに静かに完了できますように^^;。
Posted by kissy(岸本圭史) at 09:15│Comments(2)
│パソコン・IT
この記事へのコメント
会計ソフトを使わない、おじいさま税理士もいらっしゃる。それらの先生たちは、「弥生会計の使い方教えて?」なんて僕に聞いてくるので無害だが、そこそこ自計化を進めている事務所の税理士より、ある意味くわしいじゃん。そんな税理士に読ましたいくらいだよ。会計ソフトの比較もしたことないのにさ。
Posted by taxman at 2011年09月03日 11:37
>taxmanさん^^
ありがとうございます。
会計ソフトの運用は、「IT」や「税務」に対する理解度ではなくて「業務プロセス」に対する理解度の話だ、ということが分かれば、年配の先生方もそれほど苦労せずに済むと思うんですけど、ね。
どうしても「パソコン」と名前がつくとパソコン詳しくなきゃイケないという先入観が邪魔をしますね。
ありがとうございます。
会計ソフトの運用は、「IT」や「税務」に対する理解度ではなくて「業務プロセス」に対する理解度の話だ、ということが分かれば、年配の先生方もそれほど苦労せずに済むと思うんですけど、ね。
どうしても「パソコン」と名前がつくとパソコン詳しくなきゃイケないという先入観が邪魔をしますね。
Posted by kissy(岸本圭史)
at 2011年09月03日 13:06
