2008年05月20日

続~PDCAサイクルを回せ

以前、「PDCAを回せ」というお話を書いたことがありました。

期限と目標が定まっているプロジェクトをきちんと実りのあるものにするには、計画だけでもダメ、実行するだけでもダメ、反省するだけでもダメ・・・PDCA(計画・実行・検証・対処)の一連を不断に行わねば・・・

というお話だったと思います。
で、その続編です。では「PDCAはどうやってやればいいのか?」
(1)計画する→(2)実行する→(3)実行結果を検証→(4)検証に基づいて対処をする

具体的には、こんな風に・・・
(1)Plan:連絡ミスや思いこみ・勘違いによる業務上のトラブルを防ぐために、報・連・相をやるよう計画・立案
(2)Do:案をもとに、とりあえず1ヶ月間、実際に報・連・相に積極的に取り組む
(3)Check:結果的に業務上のトラブルを防ぐことができたかどうか?を検証したら、なかなかうまくいかない。よく検証したら、メールでのやり取りを基本としているのに、メールをそもそも読んでいない人がいることがわかった
(4)Action:じゃあ、「報・連・相」の次の取り組みとして、「朝と昼と夕方、必ず一度メールを確認する」ということをテーマに取り組むことにしよう

よく上の(1)~(4)をもう一度読んでみてください。
(4)が、次のPDCAのPになっている、という事が分かりますよね。

上記の例は、ちょっとおおざっぱすぎますが、こんな風に、PDCAは、PからAまでやったら「ハイ、それで終わり」になるわけではないんです。検証した結果、次に何をすべきかがハッキリ見えてきて、その結果で「A(対処)」がそのまんま、次の「P(計画)」になっていく・・・その繰り返しで、当初目標としていたことが徐々に実現に近づいていく、というわけです。
だから、「PDCAをやりましょう」じゃなくて「PDCAを回せ」という表現になるんです、ね。

ところで・・・このPDCAサイクル、どうにもこうにもうまく回らない場合というのがあります。
どんな場合か、わかるでしょうか・・・?以前のPDCAやプロジェクトの記事を読んで覚えていらっしゃる方は、もしかしたらわかるかも知れませんね。それは・・・

「達成できたかどうか、検証ができない計画(P)からこのサイクルがはじまった場合」


です。
「いつまでに」「だれが」「何を」「どのように」「どうするのか」・・・これが明記されていない計画では、実行のしようがないし、できたかどうかチェックもしようがないのです。

書いてはあるんだけど、よく考えたらあいまいで、何をどう計画しているのか分からない案・・・そういう案を「P(=Plan)」として立ててしまうと、その後、どうやっても実行・検証のあたりでとん挫してしまうのです。だから・・・

PDCAの第一の勘どころは、「誰にでもわかる、誤解のしようのないハッキリとした実行計画」がきちんと描けるかどうか?にかかっています。

追記:その意味では、上記で挙げた例は、実はあんまり良いプランニングではないんですよ、ね。だって、「報・連・相」を、いつ・誰が・どのようにやるのか?が、これじゃハッキリしませんもの、ね。



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Posted by kissy(岸本圭史) at 21:00│Comments(2)ITC
この記事へのコメント
本当にこのPDCAがしっかり回せれば、仕事はどんどんよい方向に向かっていくんですが、これがなかなかどうして・・・・。
うちの新人君たちも今悪戦苦闘しています・・・ヾ(´ε`*)ゝ
Posted by かっちゃん at 2008年05月20日 22:36
かっちゃんさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます(^^) かっちゃんさんご自身は、たぶん十分ご承知なのだろうと思いますが・・・PDCAがしっかり回るかどうか?は、「回すかどうか?」つまり、PDCAそのものを「DO:実行」することができるか?にかかっていると思うんです。
Warm Heart & Cool Head・・・PDCAはCoolHeadの話ですもの、ね^^。

実は今、この続きを書いていて・・・明日もう一度この記事の続編をアップしようと思っているんですが・・・まさに「本当にしっかりPDCAを回せれば・・・」という部分をどう回すか?について書いているんです。 なんだか、先を読まれてしまっているようで・・・チビっとビックリしました(^^;;)新人君たちがそこまで読めているかどうかは・・・?
Posted by kissykissy at 2008年05月20日 23:05
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    コメント(2)