2011年02月15日
良い判断だ!

・・・というか、今回のお題はちょっと趣が違います(^^;)
「聞いてみよう」という話じゃないテーマ
良い判断とは・・・?
サッカーや野球などのスポーツをテレビ中継で見ているときに、たまにある瞬間、解説者やアナウンサーが口をそろえて
「おお~~~!」と盛り上がる瞬間があります。
僕ら素人が「すげ~」と思う瞬間よりも、数秒早く、「よし!」と叫ぶというような、そういう瞬間。
サッカーの専門、野球の専門の方なら、ひとりだけではなく皆共通して「唸る」ような良いプレイというのが、確かにあるんですよ、ね。そしてそれは得てして、全く素人の僕らには、「解説してもらわないと分からない」ものだったりする。(いや、僕のような素人じゃなくて、大のサッカーファンや野球好きなら、分かるのかも・・・^^;?)
そしてそれは、スポーツの世界だけではなくて、仕事とか、経営の分野でも、まったく当てはまることです。
以前こういう経験をしました。家電量販店のマネージャー職に就いていた頃の話。
大荒れの天気の日の朝、コレではお店の売上云々よりも安全管理の方が大事だと思って、開店準備前のスタッフ全員に、売り場の準備は後回しにして、店の外や駐車場、裏口などの点検を一斉にさせたことがありました。結果、開店時刻に売り場の準備は間に合わず、お店をオープンしてから、追いかけるようにして商品の陳列や売り場の整理を始めるハメに・・・
この状況が上司や本部に伝わったら、もしかしたら大目玉食らうな~・・・と思っていたのですが、天気を心配して電話をかけてきた直属の上司や、他のお店の先輩マネージャーや、果ては本部の一番厳しい部長さんまでが、全員口をそろえて「良い判断だ」と言ったのです。
普通に店員として働いてたら、「お店の開店時刻に、店内の状態が準備出来ていない」なんていうのは、やっちゃいけないミスなんですが・・・運営管理者としての経験のある彼らは全員、「お店の準備よりも、悪天候対策を優先するべし」ということを、同じように判断していたんですね。
経営やお仕事での「良い判断」とは、つまりそういう事。
同じように経験を積んでいる専門家やスペシャリストや、あるいは熟練者なら、きっと同じように判断するだろうこと・・・そういう事が、経営や仕事でも確かに存在すると、僕は思います。
そして、そういう判断力には、「こういう勉強をすれば良い判断が出来るようになる」というような方法論はありません。
具体的なテクニックや小手先の技術は、色々なノウハウ本やセミナーなどで知ることが出来ます。けれども・・・
置かれた状況や、クリアすべき課題を目の前にして、適切な判断を如何に下すか?
これは、教わって出来るものではありません。
唯一、身につけることが出来る方法があるとしたら、それは実際その仕事に真正面から向き合い、何度も何度も実体験を積み重ねることです。
サッカーの中継で、観衆やアナウンサーよりも一瞬早く、「よし!いいパスだ!」と叫ぶことの出来る解説者は、何百回もサッカーの試合を経験し、見聞きして、見る目、判断力を養っているからこそ、そういう事が可能になりますね。
それと同じように・・・
経営やお仕事において「良い判断」をするために必要なことは・・・
ドラッガーやランチェスターを読むことでも、経営セミナーに何度も出ることでも、ありません。そういう机上の勉強は、判断力を養うための助けにはなりますが、それだけでは何も生み出しません。
何度も、何百回も自分で経験する事によって、初めて「経営者」としての的確な判断を下すことができるのだと、僕は確信しています。
以上、何かのお役に立てればと思い、お風呂に入りながら思ったことを書き綴ってみました^^。
Posted by kissy(岸本圭史) at 22:30│Comments(0)
│ITC