2010年11月17日
「開いてて良かった」・・・顧客価値

今回は、ITネタではなくて、ちょっとした「考え方」のお話。
ウチの主力商品、「ひと言で言ったら何がイイの?」と言われても、説明が難しいんだよね・・・
けど、お客様から「ひと言で説明して」と言われたら・・・そんな時にどうすればイイの?
ご自分の会社やお店で販売しているモノやサービスが、
- 一般的なモノに比べて少し値段が高い。
- 品数も少なくて、注文から納品まで時間がかかる。
- その分圧倒的に性能・デザイン・品質が良いかというと、そういうわけではない。
- じゃあ、そんなもの必要ないじゃないか?と言われても困る。こういうモノが確かに必要とされているんだから。
そういう事って、色んな商売・色んな業種・規模であり得ることだと思います。
そんな時に、必死の形相で長々と説明して、お客様が聞いてくださるかというと、今はそういう事をじっくり聞いてくださる事は非常に少なくて、逆に「説明が長いよ(怒)!もう要らない」と拒絶されてしまうことも多いのが現実です。
今は「短い時間・短い言葉で自社のサービスや商品を表現できること」が求められる時代です。
どうすれば良いのか・・・?
結論から言うと、その商品・サービスが、どういうお客様のどんなニーズにお答えするモノなのかをひと言で表現すればイイ、んですね^^。
今はもう昔の事となってしまいましたが、コンビニエンスストアが世に認知され始めた80年代~90年代初頭、セブンイレブンのCMで
「セブンイレブン いい気分 ・・・・開いてて良かった^^」
というキャッチコピーがありました。
今でもそうですが、コンビニエンスストアは、いわゆる[何屋さん?」という説明が難しい業種です。お菓子・ジュース・お弁当・雑誌・文房具・日用品・・・お店によっては野菜や医薬品まで売っている店もありますが・・・どれもすこしずつしか売ってませんね。専門店に比べると品揃えは少なくて、肝心なモノがない、という不満も言われることがありました。では、安いか?というと・・・むしろ割高な商品が多いです(これも今でも同じだと思いますが・・・)。
品揃えは中途半端・値段も安くない・かと言って高級品ばかりが揃ってるわけじゃない
それなのに、どうして80年代にコンビニが爆発的に受け入れられたのか?
朝早く、夜遅くまで開いているから、時間を気にせず買いに行ける
コンビニエンスストアは、当時この一点で勝負していたんですね。だから、「安い」とも「品質抜群」とも「豊富な品ぞろえ」とも、一言も言わずに「開いてて良かった」とCMで表現したわけです。(僕がそう仕組んだわけじゃありません^^;。とある本にそう書いてありました)。
このサービス・この商品は、「本当はお客様のどんなニーズにお答えしているのか?」・・・それをひと言で表現することが出来れば、それ以外の余計な事は言わなくても伝わります。
ただし・・・これはチョイと考えて、ヒョイと表現できるような、簡単なモノではありません。天才的なコピーライターでも雇えば別でしょうけれども・・・。そうでない場合、こういう「自社・自店をひと言で表す言葉」を探り当てるためには、実は色々な要素を体系的に、じっくりと順を追って検討しながら、言葉を選んでいくというプロセスを取ります。(そのプロセスの取り方や、方法については、関心があれば私どもへご相談・ご質問下さい。個別にご相談を承ります)
さて、いかがでしょうか?
あなたの会社・お店の商品やサービスは、どんなお客様の、どんなご要望にお答えするためのモノでしょう?
Posted by kissy(岸本圭史) at 21:32│Comments(0)
│ITC