2009年07月16日

知識とノウハウ

パソコンの実務訓練講習を運営していて、つくづく思うことがあります。
それは、「知識」と「ノウハウ」の違い。

「知識」と「経験」の違いといっても良いかもしれない。
あるいは「理論」と「実践」の違いと言っても良いかもしれない。

現在、Wordの講習を実施しているのだけれども・・・テキストに書かれている事を覚えて身につけて覚える事は、確かにとても大切な事だ。検定試験などでは、テキストどおりの操作や知識を問われるのだから。

検定など、机上の空論的なものばかりで、実践には何の役にも立たないと批判する事なかれ。
検定や、それに基づく資格は、「スタートラインに立つ」ために必要なものであり、「ゴール」を約束するものではないのだから・・・検定をひとつもパスしていない、資格も何も持っていない、けれども大学は出た・・・そう言われたら、僕は即座に聞き返す。「では、あなたは大学で何を学んできたのですか?資格を取って明確にスキルを表せる指標を携えるのと同等か、あるいはそれ以上の内容を、今ここで示してください」と。
資格や検定は、そういうものだと思う。それはさておき・・・

けれども、資格や検定で問われる技能の多くが、実際の実務では使われない事が多いのも事実。

実務の書類を渡されて、「これ、Wordでつくっておいて」と指示された時には、いかに教科書どおりに作業を進めるか?ではなく、いかに限られた時間内で正確に効率よく成果を上げるか?が問われることになる。そのときに、Wordのテキストや講習で書かれている手順や作業スキルの多くは、「作業のじゃま」にしかならない事が多い。

A4用紙1枚で、2段組の記事の書類を作りたいが、キリの良い部分で段を変えたい・・・

そんなときには、「段組」というWordの機能を使うよりも、別の方法を使ったほうがはるかに早く結果が出せる・・・つまりデータを作り上げて、紙に印刷する作業を終えられる、という意味だ。

Kissyが今取り組んでいるPC実務訓練講習は、「PCの検定試験クリア」を目指すものだが・・・受講している方々はどなたも、社会経験の豊かな方で、実務のPCやITスキルを習得したいという目的で来ている。彼らに、何を伝え、何を伝えるべきでないのか・・・検定や試験に合格し、「スタートライン」に立てるように講習でアドバイスをすべきなのか、それとも実を取るべきなのか?新卒ではない、社会経験のある社会人の方へ、だ。

悩ましいところではある。


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Posted by kissy(岸本圭史) at 18:03│Comments(0)パソコン・IT
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