2008年11月05日
それじゃ仕事は増える一方だろ?
学生がキャンバス内で大麻を吸った事を受けて、大学内に再発防止委員会と危機管理委員会を設置
食品偽装が発覚して、再発防止委員会を設置
航空管制塔の指示ミスであわや事故・・・危機管理を再度徹底
無保険の子供が急増していることを受けて、新たに実態調査を開始
ここのところ、何かと事件や事故が起きては、当事者や関係者が「再発のための防止委員会を」「危機管理を再度徹底」と言って、新たな委員会やプロジェクトを立ち上げて、それで問題に対処したことになっていますが・・・
その委員会や危機管理徹底のために、新たに従業員を雇うわけじゃないでしょ?
既存の従業員や役員の中から選抜して委員会を設置したり、これまで行われてきた危機管理体制をもっと厳しくしたりするんでしょ?
それじゃあ、従業員や関係者一人一人の立場で考えたら、「新たに仕事や対応しなきゃいけない案件が増えた」ことになりますよ、ね?
何かが起こるたびに、一つ一つ「これにはこういう対応をします」「これにはこういった対策を強化しました」とやっていたら・・・それじゃ仕事はどんどん増える一方で、負担がどんどん大きくなるばかりじゃあないでしょうか?・・・解決に、いや対策に・・・なるのでしょうか?
どの事件・どの問題も、根本的な原因は「本来やるべきことを怠り、やってはならないというルールを破った」ことが原因です。
これまで「仕事を怠っていた」会社や役所で「これまでやらなかった仕事を新たに作りました」と言って仕事を増やし、これまで「ルールを破っていた」会社や大学の内部で「もっと厳しいルールにしました」と対処して、どうして改善ができるというのか・・・それがKissyには理解できません。
「冷蔵庫の中におしおきで子供を閉じ込めたら子供が死んでしまった」と訴えられたから取扱説明書に「冷蔵庫の中に子供を閉じ込めてはいけません」と書いた・・・そんなことしていたら説明書の注意書きが何百ページあっても足りなくなります。
まるでそれと同じような・・・
大切なのは「説明書に注意書きを書く」ことじゃないでしょう?
「再発防止委員会を立ち上げる」ことが大切なんじゃないでしょう?
具体的にどういう「対処をしたか?」じゃなくて、「結果的にそれで再発が防げるのか?」が大切なんじゃないでしょうか?
どうも最近の「問題発生」「事故発生」後の善後策が「上っ面の横並び対策」に思えて仕方のないKissyです。もっと何か、こう・・・「とりつくろう」ような対策じゃない方法があるのではないでしょうか?