2008年10月30日
彼女の思い
いま、Kissyの本業、ITコーディネータのお仕事で、ある女性の起業のお手伝いをしています。
年齢はKissyより2つ上。これまでは、ご主人と、高3と中3のお子さんのいる、ごく普通のご家庭の主婦をされていた方。
ご結婚をされたときに家庭に入り、主婦として母親として、家庭の中を守る事に専念してきた彼女・・・もう何年も前からずっと温め続けてきたことがあったのだそうです。それを仕事としてきちんと立ち上げたい。けれども、具体的に仕事として始めるのにも、何をどうすればよいのか、自分一人ではどうにも解決できないことばかり・・・それで、ITコーディネータとしてKissyがお手伝いをすることになったのです。
具体的な起業のお手伝いとしては
- 経営方針・経営戦略の策定
- 具体的なプランや目標の設定
- 顧客獲得やマーケティングに関するアドバイス
- ホームページ・ブログ・ショッピングサイトなどの構築や運用方法の支援
などなど、多岐にわたるのですが・・・
この支援の仕事をしているうちに、実はKissy自身も彼女から非常に多くのことを学ばせていただいています。
特に学ぶべきことが多いな~と思うのは、彼女の、自分自身に対する評価・判断の姿勢と、仕事に対する熱い思い。
彼女いわく
「家庭に入って、長く主婦や母親をしていると、どうしても自分だけ目立ちすぎたりしないように、とか、自己主張をなるべく抑えて周囲とうまくやっていこうという、そういう風に自分をコントローするのが習慣になってしまっているんです。だから、いざ仕事を始めようとした時に、自分の思いや考えを、ハッキリ人に伝える、とか、自分独自の構想を練る、とかいうことに対して、そもそも戸惑ってしまうんですよ、ね。」
「だから、起業して仕事を軌道に乗せよう、と思っても、迷うことばかりだし、不安だらけだから、Kissyさんに支援をお願いしているんです。けれども、この仕事をちゃんとやりたい、とずっと思っていたことは事実で、子供に手がかからなくなった今だからこそ、ずっとずっと温め続けてきた思いを、実現させたいと強く思うんです。」
Kissyはこれまで、「キッチリ仕事をしようというのなら、きちんと自分の意見を言って、ちゃんとした考えを練るのが当然」と、そう思ってきました。・・・そう思うからこそ、自分にも他人にも、「仕事には厳しくあれ」と接してきたKissyですが・・・彼女のこの思いを聞いて、ハッとさせられました。
ガンバって仕事をしたい・・・そう思っている人が全員、「仕事に対して明確なビジョンと展望を描けるわけではない」・・・けれども、「仕事に対する思い」は、中途半端にビジョンとノウハウと戦略だけを語る人よりもよほど強く思いを抱いている・・・
彼女の起業のお手伝いをさせていただきながら、「仕事や経営を向上させる」「ITを仕事や事業に活かす」・・・そのお手伝いをするという仕事が、どうあるべきなのかを、改めて教えていただいた気持ちになりました。
そして、彼女自身はまだ自信を持って自分を前に出すに引け目を感じているようですが・・・彼女が仕事に対する夢や展望を語る姿、そして彼女のその思いは、Kissyにとっては間違いなく「ピカイチ」に魅力的な女性に映ります。