2008年09月04日
なじみの店の閉店に思う
Kissyがもう15年来通い続けているラーメン屋さんが、この10月で閉店することになった。夫婦二人で営まれている、アットホームな感じのラーメン屋さん。
2週間ぶりに行った昨日、ラーメン屋のおばちゃんから、「来月でね、閉店することにしたんだよ」と聞かされた。
東京暮らしから沼津へ戻ってきて、なんとなく居場所がなくて肩身の狭い思いをしていた頃に、ほっとできて、ゆっくりご飯を食べられる、Kissyにとっては、それはそれは居心地の良いお店だったんだけれども・・・やはり、昨今の景気の落ち込みが響いたんだろうか・・・?
「閉店することにしたんだよ」と言われて、一瞬絶句したボクの表情をよそに、おばちゃんは、「なんせ、建物よりも厨房よりも、人間が古くなっちゃったもんでね~」と、ニコニコ笑いながら言っていた。
僕にとっては、そのおばちゃんの笑顔が唯一の救いな感じがしたけれども・・・
数年前、池袋の大勝軒が閉店することになったとき、全国から数十年来のファンが駆け付けたことがあった。あのときボクは、「いくら好きとはいえ、そんな大げさな」と思ったものだけれど・・・
自分の通いなれたお店が閉店すると聞いて、初めて分かった気がする。
食べなれたあの味を二度と味わうことができなくなるんだ、と思う時の寂しさ・・・
独身時代、どこにも行き場がなかった時にも、お腹が減ってここへくれば、いつもニコニコ、「いらっしゃい!」「今日は?いつもの生姜焼き?」と言ってくれたおばちゃんやおじちゃんの笑顔ももう見納めになり、そして大好きだったあの独特な「味噌バターラーメン」や、何百回食べたかわからない「生姜焼き定食」を、来月からは食べられないんだ、と思うと・・・無性に寂しさがこみあげてくる。
せめて、いつかどこかで、またお店を再開してほしい。そしたらいの一番に駆けつけて、「おばちゃん、生姜焼きね!」と注文するのに・・・そんな風に願いながら、15年通い詰めたラーメン屋さんに、心の中でお礼を言った。
時は流れているんですね~
ボクにとってはホント、時代の移り変わりを感じる出来事でした。