2008年08月30日
学力は、どこで取り戻すんだ・・・?
小学6年生の学力低下が著しい、という。昨年43年ぶりに行われた全国一斉テストでは、その課題が顕著にあらわれていた、と報じられましたね。それがまた今年も・・・歯止めがかからないそうです。
この結果を受けて、昨年あたりから文科省は授業のカリキュラムを増やす方向に舵を切ったようです・・・色々意見はあるにしても、とにかく学力低下に対して対策をとることは、必要でしょう。ただ・・・
これから将来、6年生になる子は、以前の6年生よりも学力が上がるよう、いろいろケアされるんでしょうけれども・・・すでに「学力が低下している」と評価された6年生たちは、今後どうケアされるんでしょう?習得できていない6年生までの知識・学力はどうなるの・・・?
中学1年生になれば、中一の勉強が待っていて、しかもそれはきっと、昨年・一昨年より少しボリュームが増えたりレベルが高くなったりしているんでしょう?それこなすのに必死だと思います。では、6年生の時までに身につけられなかった勉強や知識・学力は・・・?どこで取り戻すんだ?
高校とかでは「補講」とか「補習」という名目で、追いつけない生徒に対して勉強を教える機会があると思うけれども・・・中学でもそうやっていくのかなあ・・・?それとも、正規の授業の中で、小学校のカリキュラムもカバーしていくのかなあ・・・?
いずれにしても、ボクら昭和世代の者が小学校・中学校で習得しなければ話にならなかったことが、今は身につかないまま中学校を卒業してしまうこともあるそうで・・・彼らはこの先、どこで日本史を学ぶんでしょう?どこで掛算九九を覚えるんでしょう・・・?
ホントに素朴な疑問です。本来当たり前に小学校までに身につけなければならない知識や、中学校までにクリアしておくべき学力が、本人の怠慢ではなくて、学校や国の方針が元で身につけられなかった生徒が・・・この先それを再度身につけるための機会は・・・用意されるのかなあ・・・?
そういうケアがされないと・・・ある数年間の間に生まれた世代の方は、将来大人になっても、基礎知識・基礎学力が乏しいまま社会で生きていかなければならなくなるような気がするんだけど・・・心配しすぎかなあ・・・?