2010年05月08日

僕が沼津を好きになりたいけど好きになれない理由

僕のブログを、沼津市のスタッフの方やこの記事に関連のある方がご覧になることもあるかもしれません。もし心ある方にお読みいただけたなら、ぜひ御一考いただければ・・・。

このゴールデンウィーク中、地元沼津の今一番の観光スポット「沼津港」へ行ってきました。行ったのは朝一番。6時に出掛けて行って、朝ごはんを沼津港で食べようと言う計画です^^。沼津港は、今沼津市が観光客誘致の一番の目玉として力を入れていると言われているスポット。朝から大賑わいで美味しい朝ごはんが食べられるんだろうなぁ~^^・・・と期待して行きました。

Kissy、沼津市民でありながら、観光客でごった返している盛況な沼津港の状況というのを見たことがなかったんですよね。まして朝一番の時間帯の沼津港がどんな様子なのかなんて、知りもしなかったから・・・

地元を知る

というのも大切な事だろうなあ~、と思ってワクワクしながら行きました。僕がイメージしていたのは、数年前旅行で行ってきた輪島の朝市。港湾の中にところ狭しとお店が出ていて、食事処やお寿司屋さんが朝一番から賑わっている・・・みたいな・・・

案の定、車で港大橋を渡り、港湾の方へ入っていくと、もう駐車場は満車状態。道という道に観光客の人達が溢れていました。「お~~~!盛況盛況!この活気はすごいねぇ~^^!」なんてことを言いながら、こりゃ朝から美味しいお魚食べられるんだろうな~と期待して、港湾の食事街へ入っていったのです・・・

が・・・行ってみて愕然。

多分沼津港の港湾の中には、食事ができるお店は50~100くらいあると思うんですが・・・ほとんど全部が閉まっている。開いていたのは数店程度。どのお店にも、長蛇の列が並んで待っています。ありゃりゃ~~~・・・と思いながらも、仕方がない、待とうか?ということになったのですが・・・30分ほど待ったのに、並んでる列は全然進まない様子。どうも、お店に入ってテーブルに座っているお客さんも、混んでてなかなか食事にありつけない様子なんですよね・・・。

時間は朝7時半・・・朝ごはん食べようと思って来ているから、お腹が減っちゃって、これからこの人数(多分僕の前に30~40人くらい)待つのはつらいなあ~・・・もしかしたら1時間やそこらじゃ済まないかもしれない、と思って、思い切って、8:30開店って書いてあった「丸天みなと店」に並んで待ちました。

丸天さんに並んで待ったのも、それはそれですったもんだなエピソードがあったんだけど、思い切ってこっちへ来て正解で、開店と同時にお店に入れて、港湾へ着いてからかれこれ2時間近く。ようやく朝ごはんにありつけました。

朝ごはんに食べた刺身中とろ定食は、美味しかった~^^。奥さんが注文した天丼も(朝から天丼って・・・^^;)一口食べさせてもらったけど、ホント美味しかったです!

けど、ゴハンを食べて、港湾を後にして、思ったこと・・・

二度と行かない。行きたくない。

僕たちは地元の市民なので、ちょっと朝寄ってゴハンを食べられれば、とだけ思っていましたけど・・・きっとあそこへ並んでいた、品川ナンバーや京都ナンバーや・・・中には大分とか熊本とかそんな遠くのナンバーの車もありました・・・その方たちは、GWの旅行で沼津・伊豆まであそびにきて、朝一番、美味しいと噂の沼津の港で朝ごはんを食べ、そのあとお休みを満喫しよう!って思って来てるんだろうと思うんですよね。それも、そういうお客さんが、チラホラ・・・じゃあなくて、港湾の駐車場が満車になるほどの観光客の数。

期待とワクワク感を抱いていらっしゃるお客さんは大勢。
けれど、おもてなしするべきお店の側は、ほとんど何も用意していない。

これじゃあ、期待外れ・・・そのうえ朝のお腹の空いている時間にこれだけ待たされては・・・期待外れを通り越して、少しイライラしてきます。案の定、僕らだけでなく、並んでいる他の方達の表情にも、そういう気持ちがありありと現れてました。

「お店の人も何も対応してくれないし、何やってんの?」
「ここで並んでても、何時間経っても食べられないんじゃない?」
「もう沼津港やめて他のところへ行っちゃおうか?」

・・・いえ僕は、その時間に開いていないお店のひとつひとつに対して「不満だ」と言っているわけじゃあないんです。まだ開いていないそれぞれのお店には、「朝10時開店」とか「8時半開店」ってちゃあんと張り紙がしてあるし、お土産物屋さんは、チラホラと開いてはいます。お店が何時に店を開けて、どう商売をするかは、それぞれのお店の方針があるでしょうから、ね。

不満というか、残念というか、情けなくなっちゃったのは、個別のお店の話じゃなくて、「沼津港全体」の話。

たしか、沼津港って、最近どこへ行っても、市のスタッフの誰に聞いても、今一番集客力のある沼津の超オススメ観光スポットで、市も思いっきり力を入れているって言ってたような・・いえ気のせいじゃありません。確かに何人もの人にそう聞きました。

それなのに・・・

朝一番大勢の観光客でごった返している、その観光スポットのお店がほとんど閉まっている。

おもてなしする側が、いらしていただくお客様よりもテンション低いなんて・・・それで「沼津の一番の観光名所だ」って・・・?

輪島の朝一へ行ったときの、お店と言うお店のおじちゃん、おばちゃんの元気の良さ。観光案内所にいた、商工会だか観光協会だかのスタッフの人の気合の入りよう・・・アレにはホントに驚かされるばかりだったけど・・・沼津港には、そんな気合の入った様子の方は一人もいませんでした。もちろん、観光協会とか市のスタッフのかたとか、そういう方らしき人の応対もなければ、駐車場の誘導もなんにもなし。(→ゴハンを食べ終えて、もう帰ろうという10時近くになって、ようやく駐車場の誘導員さんが一人出ていました)

ちなみに、その日港へ行く前の朝6時過ぎ、御用邸記念公演の入り口には、公園の中で行われる催し物のための誘導で、多分地元の方らしき年配の方々が、交通整理を始めていましたね。





僕は沼津に住んでいる人には、好きな人、この人スゴいなあっていう人はたくさんいます。

けれども、こんな風に「街」として「行政」として「観光地・商業地」として、「街」としての沼津を、どうしても好きになれない。一市民・一ユーザーとして行政サービスを利用し、街に触れ、観光・商業の実態を体験するたびに、イヤ~な思いをさせられ、こういう気持ちになってしまいます。

以前、「日曜日にお休みで開いていない伊豆市・伊豆の国市の観光協会」のことを呆れて激しく批難したことがありましたが・・・言っていた自分が沼津市民だということが、少し恥ずかしくなってしまいました。

最後に・・・

本当はこのお話、自分の胸の中だけにしまっておこうと思った事です。地元に住んでいて地元の事を悪く言うなんて、自分を貶めるようなことだと、恥ずべきことだと思っていたので・・・。
けれど、よくよく考えてみたら・・・いつも何となく沼津ってイイなあ~、と思い始めた矢先にこんな体験をして沼津を好きになれなくなってしまうのは・・・本当はもっと良くなって欲しい、良くなった沼津を自慢したいって言う気持ちが、自分の中にあるからなんだなあ~、とも思ったので・・・多分このブログの辛辣さ加減に、僕の周囲の方や、港の関係者の方は眉をひそめたり、反論したくなったり、あるいは僕に対して反感を抱く方もいらっしゃると思います。

それでイイです。

何も気づいてもらえずに、「いや~、ゴールデンウィークは賑わったね~」っていう評価ばかりされるよりは。


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Posted by kissy(岸本圭史) at 10:11│Comments(4)日記
この記事へのコメント
 激しく同意。
 Kissyさんが体感した事の全く同じ事が東京のラジオでも言ってました。(ちなみに、その時の募集テーマは「二度と行かないGW」)
 旅で一番印象に残るのは、綺麗な景色でも美味い食事でも無くて、接した当地の人の印象だというのが実際の所だと思います。

 激込みの中で、一軒でも待っている人のために茶でも出す所が現れれば、とも思うのですが、そんな所も無いのは残念ですね。
Posted by かるのかるの at 2010年05月08日 11:45
GWの沼津港食堂街、そんな状態だったんですか。
すべてのお店が早朝開店ではない点が、お客さんとミスマッチだったワケですね。

ここ数年人気の沼津港ですが、房総半島など、ライバルはたくさんあります。
観光客は移り気ですから、愛され、支持され続けなければ、あっという間に忘れ去られます。
そのためには常に知恵を絞り、努力することが必要なのだと思います。

かるのさんが言うように、その土地で受けたおもてなしが人の心をつかむのだと思います。
どんな観光体験よりも、その土地で地元の方と話した一言一言が旅の思い出になっています。

地元で頑張っている人を助ける。
訪れた人にはおもてなしの心で接する。

沼津に足りないのはこういうことだと思います。

「沼津が大好き」と言える人を増やすことが、良いまちになるには必要だと思います。

長くてスミマセン。
Posted by まるは at 2010年05月08日 18:05
自分もまるはさんと同意見です。

沼津市民=ホストのもてなしの気持ちが大事なんだと思います。

旅人にとって大事なのは、どれだけ楽しい思い出が出来たか、感動を覚えられたかだと思います。

実は自分がゼネコンに勤めてた頃、沼津に行ったことがある先輩のおっしゃった言葉が忘れられません。

特によかったのは何ですか?

牛撰と佐野鉄工の親父

今はなき、あしたか牛を扱った焼肉店とうちの協力業者の社長さんです(笑)焼肉の美味しさと共に爆笑だったおじさんとの会話が忘れられないそうです(笑)

どちらからいらしたの?はじめまして。から始まるもてなしの気持ちがあれば、誰でも観光客を楽しませることが出来ると思います。

技能五輪の時に、世界が感動したおもてなしキャンペーン「ごきげんぬまづ」を成功させた沼津市民には、そのポテンシャルをもっていると思います。

自分はよさぽでの道案内やnumazooでの活動などを通じて、自分できることから、行動していきたいと思ってます。

沼津っていいねって言われるまちにしたいなぁ(笑)
Posted by リーチ at 2010年05月09日 07:10
>かるのさん、まるはさん、リーチくん
ありがとうございます。この記事でひとりでも、ふたりでも、何かを感じて行動に移してくれることがあれば、それで本望です^^。
反感をエネルギーに替えて下さっても構わないと思うし・・・^^;。
いつかきっと、こういう事をひとつずつクリアしていって、僕自身も素直に「沼津ってイイぜ!」って言えるようにして行こうと思います^^。
Posted by kissy(岸本圭史) at 2010年05月10日 21:40
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