2009年08月08日

修善寺という場所 桂座という舞台

昨日、初めて足を運んだ「桂座」

そこは数百年の歴史を刻む修善寺と言うお寺の境内でした。

ここで10年前から、境内を舞台にして音楽イベントが行われている・・・その事を知ったのは3月のこと。その桂座の舞台を見て「いつかあの舞台で舞ってみたい」と強く願っていた春風火舞さん・・・その代表者の方が、古い古い知人だったと知ったのは、そのちょうど1週間後、桜がまだ開ききっていない頃のことでした。

10年・・・ひと時代と言ってもよいほどの間ずっと、創り上げたいと熱意を持って築いてきた「桂座」というモノはどんなものなのだろう?
いつかその舞台に立ちたい・・・「興業」を否定し、「想いを背負って人前に立つ」ことを心情としている演者さんに、そこまで想わせるものとは、どんなものなのだろう?

そんな想いで桂座の初日の舞台を観に行きました。

演者は、和太鼓奏者「片岡亮太」さんと、春風火舞さん

片岡さんは、「修善寺」というお寺の持つ、他には類を見ない大きな気と雰囲気が、会場を包み込んでいる気がする、と言っていました。その、修善寺の本堂を背負うようにしてしつらえた舞台と、参道に用意された観客席
演奏と演舞がすばらしいものだったのは、言うまでもありません。一緒に観ていたリーチ君、Biroちゃん・・・そして僕の周囲に座っていたお客さんたちも口を揃えて言っていました。

「素晴らしい」と

けれども、僕がもっともっと心を奪われたのは、観客席で観ていたお客さんの素晴らしさ

舞台上での演奏の素晴らしさは、演者さんの感性と力量によるものです。けれども、舞台そのもの、「桂座」そのものとしての完成度や質の高さは、お客さんが創り上げるものだ。僕は、過去の自分自身の拙い演奏経験からだけれども、強くそう想っています。
それで、観客席に座って多くのお客さんの中で観る「桂座」という舞台はどんなものなのだろう?と思っていました。

その完成度の高さ、質の高さには、本当に心を動かされました。
片岡さんの演じられた「涙そうそう」・・・演奏が始まるとともに、観客席のあちらこちらから、一緒に歌うお客さんの歌声が聞こえてくるのです。
「ヨイトマケの歌」でも、「父ちゃんのためなら え~~んやこら」と、一緒に声を上げる人がいるのです。
火舞さんの舞に、「おおぉ~~!」と声を上げ、拍手を浴びせ・・・舞台の最後には、「片岡さん、良かったよ~!!」と大声で呼びかける人も・・・舞台上と観客席との間の距離が、まるで縮まったかのような一体感に、片岡さんと火舞さんの演の素晴らしさが加わり、僕は不覚にも涙をこらえられませんでした。

これが、「修善寺」という場所なのか!

これが、「桂座」か!

桂座のスタッフ・関係者の皆さんは、手作りの、なんのことはないイベントだと言うけれど・・・集客力も多くない、規模の小さいコンサートだと言うけれど・・・

10年間取り組み続けたことの成果が、「規模」にではなく、「知名度」にでもなく、「舞台の完成度」「会場全体を包み込む上質な雰囲気」に、見事に表現されていることに、僕は本当に心が震えました。

桂座・・・こんなに完成度の高い、心の込められた舞台を観られるということに、同じ伊豆に住む一人の人間として、誇り高くさえ思えた一晩でした。

・・・と、同時に「オレも頑張らなきゃ!」と、心を新たにさせてくれた、心に刻むべき一日でした。

桂座のスタッフのみなさん、ありがとうございました。

そして、片岡さん、春風火舞さん、素晴らしい演奏と素晴らしい舞を、ありがとうございました。我がままを言わせてもらえれば、来年もぜひ、この舞台で観させていただきたいです(^^)!!

修善寺という場所 桂座という舞台
修善寺という場所 桂座という舞台
修善寺という場所 桂座という舞台
修善寺という場所 桂座という舞台


同じカテゴリー(日記)の記事画像
まだ早い、、、
美しくないよな〜
黒柳のまんじゅう
マカロニ市場
ゴールデンウイーク初日
太陽グラス
同じカテゴリー(日記)の記事
 最近のブログ&解説記事 (2012-05-18 22:53)
 最近のブログ記事 (2012-05-13 19:43)
 最近のブログ記事 (2012-05-11 20:57)
 ここ数日のブログ&解説記事 (2012-05-09 09:03)
 まだ早い、、、 (2012-04-30 16:28)
 美しくないよな〜 (2012-04-30 12:06)

Posted by kissy(岸本圭史) at 11:58│Comments(2)日記
この記事へのコメント
昨夜僕もお伺いしてまいりました。 色々また思いついてしまい どうしましょう 脳が・・・パニック  つーことで 1個提案したい物があります。 桂座の夜に「1年に一度の約束」をしませんか? 来年の夏の夜 皆 ここに集まる約束をしましょうよ^^ その日は告知がなくても 皆集まり 修善寺に宿泊して一杯飲む どうでしょうか? これの進化系をすでに考えてしまい 自分のクラスメートに呼びかけ同窓会をここでやろうかと考えてもいます。。。。 (また怒られそうだなwww)
Posted by 飯倉清太 at 2009年08月08日 12:06
>飯倉さん^^
桂座のすばらしさは、多分「そこへ足を運ぶ」という事を実際にしてみて、初めて分かるものなんだろう、と思います。
だから、来年の桂座には、ぜひ今年誰か誘って連れてきたいと思ってます。

約束、とまでは言わずとも・・・来年の桂座へは、僕自身、誰か誘ってもう一度行こうと想っています。
約束をしたわけでもないのに、桂座に集う・・・そういうのも、カッコ良くありません^^?
あ、けど宿泊するなら予約が必要か・・・^^;;・・・まあ、具体的にどうするかは考えるとして、桂座で1年に一度、極上の空間と時間を味わう・・・イイですね^^
Posted by kissy(岸本圭史) at 2009年08月11日 19:50
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
修善寺という場所 桂座という舞台
    コメント(2)