2007年05月25日

悪い人って実は愚物?

ハンナ・アーレント(ハンナ・アレントという人もいます)という、女性の哲学者がいます。著作に「精神の生活」という哲学書があるのですが、その中でアーレントが主張していることが興味深い。

「悪い事をする人というのは、何か悪だくみをしようとか、悪い事をして儲けようとか、隠そうとかしている人のようにイメージしがちだが、実際に本当に悪い人を観察すると、実はそうではないことがわかる。悪いことを行っている人は、悪だくみをしようと考えているのではなく、実は悪だくみなど何も考えない、ましてや物事の良し悪しなども深く考えようともしない人で、そういう人がとんでもなく悪い事を、無感覚・無関心に何の気なしに行ってしまうのだ

ディテイルは忘れましたが、こんな感じの主張でした。最近の緑資源機構のこととか、少しさかのぼると村上ファンドとか、そういう詐欺・横領的な悪事から、殺人とか傷害とか、そういう暴力的な悪事まで、よくよく考えると、うなづけると思いませんか?

Kissyには、彼らが「よくよく物事を深く考えて」何かを行っていたとは思えない。だから「え、私のやっていることのどこが悪いことなんですか?」とでも言いたげな開き直った態度になるのだと思います。
悪いことして捕まる人って、「切れ者」なんじゃなくて、意外と愚かで、見識の狭い人なんだなあと、大学のハンナ・アーレントの授業を思い出すたびにそう思うKissyです。



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Posted by kissy(岸本圭史) at 12:51│Comments(0)日記
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