金儲けは悪いことだ！とボクは思います！

一言どうしても言わせてください！時代の寵児といわれた人が最後に「金儲けは悪いことですか？」と言いました。・・・誰も反論できない・・・。それはみんな、「金儲けは悪いことではない」と思っているからじゃないでしょうか？「金儲けは悪いことじゃないけど、あなたのやっている儲け方は悪い」・・・それじゃあどういう儲け方が良くてどういう儲け方が悪いんだ？・・・そのことに答えが見つからない、だから強く反論できないのでは？

ボクはこういう状況になったから言うのではなく、社会に出て仕事を始めたときから考えています。「金儲けは悪いことだ！」と。少しの金儲けが良くてムチャクチャ儲けることが悪いのではなく、金額の大小にかかわらず、金儲けは悪い！
じゃあ、金儲けをせずにどうやって生きていけばいいんだ！と反論する方・・・もっとよく考えてください。

とても哲学的（＝根本的なものの考え方のことです）な意味で、僕ら人間は「金儲け」という悪事を働きながら生きているんだ、という自覚をみんな持つべきだと思います。常日頃、生きる手段として悪いことをしている。だからせめて、「悪いことを最小限にとどめよう」そして、「生きる手段ではない部分・・・人生観とか人との付き合いとか、生きることそのもの・・・で、より良いことをしよう」と自戒し、より良い人生を送る、それが人間というものではないでしょうか？（だって、僕たち人間は「生きて、呼吸していることだけで、それ自体が拭いがたい罪だ」と、多くの宗教・多くの哲学・多くの思想が主張しているでしょう？）
「自分のやっているちょっとの金儲けは悪くない。けど、ムチャクチャ儲けたあいつの儲け方は悪い」・・・そういう考え方は、絶対に間違っている、と僕は思います。 （僕は全面的に同意は出来ませんが、資本主義の重要な問題点の指摘についてのみ、マルクスの意見に賛成の立場をとっています。）