世界はそれを愛と呼んでイイのか?~1~

kissy(岸本圭史)

2008年02月21日 21:10

(・・・説明が面倒なので、あなたは男、相手は女性、にさせてください^^・・・なお、これは電車男の話ではありません。「そのりんごは赤いのか」シリーズです^^;;)

あなたが、恋をしたとします

甘く切ない、「恋」
時に楽しく、
時にうれしく、
そして時に悲しくも、辛くもあり・・・
けれどもすべてが甘美な香りに包まれたような・・・「恋」

幸せなことに恋心は実り、彼女とお付き合いできることになり、そして幸せなことにその後何年も一緒に大切な時間を過ごし・・・

ある時ふと、あなたは思います。
「俺は彼女の、なにが、どこが好きなんだろう・・・?」

彼女の・・・
美しい瞳?やさしい微笑み?風に揺れる髪?それとも、
包み込むような優しさ?自分を大切にしてくれる、その一途さ?はたまた・・・
彼女の女性としての魅力?性的な魅力?いやいや・・・
将来安心して一緒に暮らせそうな、財力?人脈?・・・

そんな風にあなたが思い悩むうちに、ふとあることを思い出します。
「映画が泣けるのは、ストーリが良いからとか、メッセージ性が高いからとか、芸術として優れているから、じゃあない。映画で描かれている世界を、見ているオレ自身の心が受け止めて響いたときに、泣ける映画になるんだ・・・」

彼女のどこが好きなのか・・・?
瞳が美しいからだけじゃない。
優しいからだけでもない。
魅力的なだけでも、財力やコネがあるからだけでもない。
どれか一つを好きだから、彼女を好きなんじゃないのさ。
そりゃあ、初めは顔やスタイルや性格に惚れたかもしれない。
けれども、今、オレが彼女を好きなのは、彼女自身を、彼女のすべてを、自分の心で受け止めて、俺の気持ちすべてが彼女への愛情であふれている、だから、彼女が好きなんだ。
そして、一方的にオレが彼女を好きなわけじゃない。

あなたはそんな風に、自分の問いに答えを出します。

そして、あなたは「( ̄ー ̄;)フッ・・」と笑い、ひとりつぶやきます。

「そう、一方的に勝手に好きになったんじゃない。彼女と俺の、心の調和・・・俺が彼女のすべてを受け入れて好きになり、そして彼女も俺のすべてを受け入れてくれて好きでいてくれるんだ
・・・世界はそれを愛と呼ぶんだぜ・・・
・・・( ̄ー ̄;)フッ・・」

























ちょおぉぉ~~~~~っと待ったぁ!!!

それでいいのか?
アンタはそんな風に簡単に「愛」だと言うのか??

俺は彼女のすべてが好きだ。彼女も俺のすべてを好きでいてくれる。
そしてお互い、同じくらいに深く、広く、強く好きだという思いを抱いている。
だからそれは俺と彼女の愛だ。

・・・世界はそれを愛と呼んでいいのか!?・・・

Kissyは一時期、そんなことを悶々と考えた時期がありました。
で、どうして「それを愛と呼んでいいのかぁ!?」なのか・・・?
それは次回のお楽しみ、です(^^)・・・

楽しみにワクワクしてくれていた何名かのみなさん、イントロダクションだけでこんな長く書いちゃって、ごめんねぇ~~~(^^;;)

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