フリースポットとホットスポットの違い

kissy(岸本圭史)

2008年04月12日 23:32

ここ数日、あるお客様からの依頼でいろいろ調べていて、「あ、もしかしたら誤解している方もいらっしゃるかも・・・?」と思ったのでちょっとだけ解説を・・・

イーラ・パークのブロガーさんの中には、「ウチの会社をフリースポットにしたい」というご要望をお持ちの方がいくらかいらっしゃるようですね。その背景には「フリースポットって、結構たくさんあるんでしょ?」という認識をお持ちのようですが・・・

確かに、「フリースポット」もたくさんあることはありますが、無線LANでインターネットのできる公共の場や施設のほとんどは、「ホットスポット」です。・・・何が違うかって・・・?

ホットスポット:公衆無線LANサービスを提供している場所や施設などの無線LANエリアのことを言います。ほとんどの場合、何らかの有料サービスとなっています。有名なところではNTTの「NTTホットスポット」がありますね。

フリースポット:ホットスポットのうち、無料で利用できる施設や場所のことを指します。こちらは、日本国内では主に、PC関連機器メーカーのBuffaloが中心となって運営しているフリースポット協議会が提供しているフリースポットエリアが有名です。

分かりやすく言うと、ホットスポットの一部がフリースポットになっている、というわけです、ね。

よく、ホテルのロビーや喫茶店の店内でノートパソコン広げて無線LANをオンにしたら、すぐインターネットがつながる、っていうようなお話を聞きますが、それは誰でもどこでも必ずできる、ってわけじゃあ、ないんです。
必要な機器をそろえてあって、なおかつ、ホットスポットを利用するための申し込みを事前にしてある方、が利用できるというわけです。

たまたまその一部に「フリースポット」があって、無料で誰でも使えるからクローズアップされがちですが・・・それはごく一部だということを、覚えておきましょう。今後お仕事で、「出先でインターネット」なんてことを考える際に、役立つかもしれません、ヨ。

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