考えることをやめてしまったら終わりだ

kissy(岸本圭史)

2008年06月02日 23:33

日テレの特番。中田英寿氏の旅の記録番組。
アフリカの貧困集落で子供たちに質問された中田氏がこう言っていた。

常に、自分が何をすべきなのか。
何が問題で、どうしてこういうことが起こるのかを、冷静に平静に考えつづけることが大切だ。
(忘れてしまわずに)常に考えることで、問題の本当の姿が見えてきて、自分がどうあるべきなのかがわかってくる。

・・・このまんまの言葉では言っていなかったけれど・・・
Kissyは中田氏の言葉をそんな風に解釈しました。

環境の問題
地域振興の問題
教育の問題

Kissyは、こういった社会問題を、いつも「自分の中にある、ズルをする気持ちに負けたときに、こういう社会問題の端っこに片足をつっこんだことになる」と考えてきました。

そして今でも、その気持ちは変わらないのだけれど・・・
最近、いろいろな方とこういう気持ちをダイレクトに交わして意見を交換しているうちに、見えてきたことがふたつだけあります。

「本物」の前では、嘘がつけない。
ズルをしていると、どれが「本物」なのかが見分けられない。


名指しでは言えませんが、この半年の間、多くの方と接してきた中に、「この人には、頭が上がらない」という方、「この人は本物だ」と痛感する方に何度か出会いました。
そして、そのたびに、気持ちの中では、その方の前で直立不動になってしまい、自分のズルい部分を恥じてきました。もちろん、本当に直立不動になったわけではありませんが。

そしてつい今しがた、あるブログのコメントを見て、またひとり、「この人にはどう逆立ちしてもかなわない」という方に出会ってしまいました。どなたなのかは・・・Kissyの心の内のことなので申し上げませんが・・・

本当に、ブログから始まる「現実のつながり」に、思い切って飛び込んでみて良かった、と思います。

そして、それは中田氏の言っている事、そのものズバリだと思いました。

自分の周りに起きるいろいろな事柄。
そのことを見過ごしていては、自分の姿も見えなくなってしまう。
常に考え続けながら動かなければいけないな、って。

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