「ごくせん」論争

kissy(岸本圭史)

2008年05月25日 22:10

テレビドラマ「ごくせん」について、議論が持ち上がっているそうです。

和田秀樹さんという方が雑誌コラムで意見を書いたことが発端だそうですが・・・話の概略はこう。

「ごくせん」は不良高校生を、ヤンクミが体を張って更生させるという学園ドラマ。話としては面白いが、ドラマの中では、いかにも「不良高校生は、実は心がきれいな人ばかり」で、一方で「勉強ができる高校生はズル賢くて心が汚い悪いやつばかり」というような強調のされ方をしている。
見方によっては「不良になることを称えている」ような番組とも取られかねないし、「悪いことをしても、不良で勉強できなくてもいい。心がきれいなら」という言い方で「勉強なんてしない方が良い。」「勉強できるやつにロクなやつはいない」というような風潮を助長させてしまいかねない。

そういう記事に対して、賛否両論が飛び交っているというはなし。

「ごくせん」は不良を助長するな!
「いやいや、優等生が本当に優等生ばかりなら良いけど、ズルいことやっている奴だってたくさんいるじゃないか」

みたいな議論のようです・・・ハァ・・・

で、少しだけそういうサイトを見て回ってきたのですが・・・
どれもこれも、「論争のための論争」のような気がして、よくわかりませんでした。

Kissy自身は・・・
「不良を助長するな」という人にも「優等生にろくなやつはいない」と言っている人にも一度聞いてみたい。

勉強ができる・できないと、その子(学生)の人間性が良いか悪いかを、混同して議論して相手を攻撃ばかりしていませんか?そんなことして議論ばかりしているのは、大人ばかりのような気がしますが・・・

学校で勉強をするのを悪いことだと思いますか?
勉強ができるようには、ならない方がよい。むしろ勉強できることはよくないことだ、と思いますか?



関連記事