それは食料危機じゃなくて、意識の危機だ
以前・・・いつだったかなぁ・・・?
コンビニの弁当の廃棄の話を聞いて、書いたことがありました。
東京都内のコンビにで、、賞味期限を過ぎて売れなくなった弁当を、廃棄処分しなければならないのだが、その量が1日にトラック30台分にもなるんだそうで・・・
どんなトラックか知らないけれど、軽トラックで30台分だとしたって、ゆうに10~20トンくらいありますよ、ね?
日本では、毎日、「まだ食べられる」ハズなのに「売り物にならない」というだけで、食べ物を1日何十トンもゴミにしてしまっているんですね。
コンビニのゴミだけでコレなんだから、食料全体では、いったい1日どれだけ廃棄されているのか・・・?
テレビや新聞などのマスメディアは、小麦や米が高騰していて、自給率の低い日本は、非常に大きな潜在的危機を抱えている、とニュースであおりまくっているけれど・・・
こんな風に目の前の食べ物を、平然と捨てる生活や消費をしている、まさにその場所で、「米の値段が高騰するかもしれない」なんてあおっても、ボクには何にも説得力が感じられないんです。きっと、「そういうネタ(話題)が欲しいだけで、お米が高くなる。もったいないから、捨てるのやめよう」なんて思っている人は、いないんじゃないか?とさえ思えます。
危機的なのは、食料が不足するかもしれない不安を抱えていることではなくて、
そんな危機が目の前に迫っているのに、それでも食べ残して捨てる生活をやめようとしない、日本人の在り方や意識のほうだと、そんな風に思うKissyです。
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