パソコン相談所へのご意見について・・・大変申し訳ありません。

kissy(岸本圭史)

2008年05月14日 12:00

ここ数カ月、パソコン相談所ホームページへのアクセス件数が増えてくるのにつれて、ご批判・ご指摘をいただくことが非常に多くなりました。ご批判やご指摘に対する弁明は、ともするとネット上での「反論」とも解釈されかねないので、控えてきたのですが・・・色々とご意見も多いようなので、ブログのほうで一度だけ、これらご意見やご批判・ご指摘について、私の考えを申し上げておこうと思います。

2月頃からこれまでの間に頂戴した、おもなご批判・ご意見を

2~4月の間に、約20件程度のご指摘やご批判をいただきました。

確かに、私の解説で使っているパソコンやITの専門用語の定義は、一般的な定義とはズレていたり、使い方があいまいな点もあります。また、トラブルの事例や、パソコンの設定について、掲載してある記事のとおりに、そのまま対処したら、場合によってはトラブルが大きくなってしまう事も、あり得ます。また、ITやパソコンのことを人様より少し詳しく学ぶべき私の立場としては、掲載している記事の通りの、セキュリティに対する認識や対策では甘すぎる、というのも、その通りだと思います。

その点では、大変申し訳ありません。
厳密で専門的な立場の方に対しては、こういった記事や情報がお役に立たない点、ご自身のご意見や認識と比べて、明らかに間違っている事を掲載している点については、お詫び申し上げます。
ご指摘やご批判をしてくださった皆さんにとっては、パソコン相談所のサイトと、提供しているサポートは、お役に立つことができません。申し訳ありませんが、「役に他立たない相談所だった」ということでご勘弁ください。

けれども・・・パソコンやITの事で「困った」「誰に聞けばいいのか分からない」という立場の方の中には、
「正しくて厳密な技術情報」よりも、「納得できて、理解のできるノウハウやアドバイス」を必要としている方が多いのも事実です。

掲載している記事の多くは、
「この記事の通りにやれば絶対に大丈夫」という事をお伝えしたくて掲載しているのではなく、

「こういう事例もあります。よかったら参考にしてください」という事をお伝えするために掲載しています。

それぞれのパソコンの使用環境や、利用状況、使う方のリテラシーなどの違いを考慮せずに、そのまま記事の内容をマネしてしまうだけでは、問題が解決しなかったり、かえって問題を大きくしてしまう危険をはらんでいるのは確かですが、それを補うために、「ネット上」ではお伝えすることのできない、「オフ」での相談やアドバイスを提供することが、私の考えている「パソコン相談所」です。

ご意見・ご批判をいただいた皆様には、ご説明をさせていただいても、ご納得いただけない点ばかりかとは思いますが・・・「パソコンを使っている人の多くは、専門家の正しい知識よりも、専門家の分かりやすいアドバイスを求めている」と考えている私のような人間もいる、ということだけでも、ご承知いただければ幸いです。

なお、承ったご意見やご批判のなかで、私自身としても改善しなければならない点については、今後努力してまいります。ご意見、ありがとうございました。

関連記事