昨晩のNews23で・・・
Kissyが日ごろ思っているんだけど、なかなか「コレ」と言い当てられないことを、ズバっと表現してくれた社会心理学者の方の言葉。
目に見えない不快なものへの、極端な無関心
目に見える不快なものへの、極端なバッシング
問題や不祥事や不正も、自分の目に見えなければそれでいい。
そして、目の前の不愉快な物事には、徹底的にバッシングして排除しようとする。
その両極端しかなくて、間がないのが、今の日本の社会の問題なんだ・・・って。
そう言われると、天城のゴミが放置されていることの根本が見えてくる気がした。
見なければ何にも気にならない。見えなければどこがどう汚れていようと知ったこっちゃない。
けれども、道の駅にゴミ箱がなくてゴミが捨てられないとなると、「道の駅の運営者は何考えとんのじゃ!?」と一方的にケチョンケチョンに叩きのめす。
そこにあるのは「ゴミ」っていう問題じゃあないんだと思う。
自分の周囲の半径2メートルくらいさえ快適なら、それ以外はどうでもいい。
けれども半径2メートル以内でムカつくことがあったらブっ殺す。
そんな風に思っている・・・自覚してなくてもそういう傾向にある・・・そういう大人があまりに多いことが問題なんだなあ・・・と、テレビを見ながら考えた昨晩でした。
そしてその「あまりにも多い、どうしようもない、救い難い大人」は、ボクであり、コレを今読んでいる、あなただ。
違うとは言えないよネ。
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