障がい者訓練PC講習で思うこと

kissy(岸本圭史)

2010年11月22日 17:05

3年前から携わっている、障がい者向けの訓練PC講習の講師。
今年は夏場の第一期に続き、冬の第二期でも講師をさせていただくことになった。

3年前初めて携わった時からずっと、そのたびにブログに書いているんだけど・・・毎回のように思うことがあって、思うたびにどうしても書いておきたくなる。

彼ら「障がい者」と言われている人たちにこそ、僕たちは学ぶべきなのではないだろうか?

個別に切り分けたスキルや能力を測ったら、きっと彼らは普通の健常者よりも能力が高い。
その上、色々な苦しみやハードルを乗り越えてきている分だけ、人としての優しさや品格は、傲慢な健常者よりもはるかに尊敬に値する。
精神的な病や、発達障害が彼らの障がい者たる所以だという向きもあるが、それを言うなら健常者の中にも「明らかに病んでいる」人も多い。

健常者の中で「それが普通だ」と思い込んで何の疑問もなく暮らしていると、「仕事は効率よくやるのが当たり前」「気持ちは強く持って、なんでも打ち負かし克服するのが良いのだ」「自分の弱みを見せてはいけない」「高い価値・大きな成果を目指して、そのための努力をする、それが当り前だ」・・・そんな価値観の中で、なにか大切な感覚を麻痺させていくような気がする。

それを、この障がい者訓練PC講習では、講師を勤めさせていただくたびに思い出させてもらっている。

これから3ヶ月間、ボクはまたこの講師を通じて、彼らにパソコンの操作や知識を伝えながら、逆に彼らから、大切なものを見失わないための、自分の心の在り方の訓練をするのだと思う。

ありがたいことだ。

関連記事