マップラバー・マップヘイター
この夏休みの間に、買いためておいた福岡伸一さんの本を読み漁りました(・・・といっても、まだこの一冊しか読破していませんが)。
「世界は分けても分からない」
この著の中で、氏が使っている「マップラバー・マップヘイター」という言葉。この言葉に感化されて色々な事を、色々な角度から考えました。ビジネスで最近は当たり前のように行われ、標榜されている「マッピング」という考え方と手法。そもそも「マッピング」という手法そのものが、まさにビジネスそのものを、難解で苦難が多く、非生産的なマネーゲームにしてしまっているのでは?などなど・・・
ふと思い立って、Googleで「マップラバー マップヘイター」という言葉を検索したら、多少の差はあれど、同じようなことを考え、表明している人は意外に多いんだな、ということも知りました。
少し難しい内容の本ですが・・・Kissyの今の一押しの本であり、この方の考え方やセンスをぜひもう少し知ってみたいと思う人です。
何より、この本の第1ページ目に、「ハンナ・アーレント」の文字が出てきた事に、驚愕しました。学生の頃からすでに20年以上。この20年以上の間に、分かっていて「ハンナ・アーレント」の名前を口にした(あるいは著に記した)のは、僕の知る限り、この福岡伸一さんただ一人だったから。
相当な哲学通ぶった人物でも、名前すら知らない哲学者の名前をスラっと書き綴っていたこの方・・・本当に只者ではないんだな、と痛感した瞬間でした。本を読んでいて、この手の興奮を覚えたのは初めてです。
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