プロジェクト

kissy(岸本圭史)

2008年02月09日 12:10

達成できたか、できなかったかが明確にわかるような目標が定まっている
いつから、いつまでなのか、期間が明確にされている

この二つの条件を満たす「計画」や「案」や「アイデア」と、それを実現するための「行動」や「活動」のことをプロジェクトと言います。(少なくとも、経営コンサルタントの世界ではそう定義づけられています)

「プロジェクト」と言ったって、大げさなものでなくてもいいんです。明確な目標と期限さえ定まっていれば。
例えば
「2月10日から2月29日の間に、ブロガーさんたちを100人、河津桜まつりに来させる計画」とか
「3月・4月の2ヶ月間に、自主的に朝のゴミ拾いに参加するよう呼びかけて、500人の参加者を達成する計画」とか・・・そんな身近なものやちょっとしたものでもプロジェクトと言ってしまったって構わないんです。

けれどもここで要注意。

達成できたのかできなかったのか、「Yes」「No」で答えられないような曖昧な目標ではプロジェクトとは言わない。また、期間がハッキリ定まっていないのもプロジェクトとは言わない。

だから、終わった後になって「目標は達成できたといっていいんじゃないか?イヤイヤ、あれじゃあ達成できたなんてとても言えない」なんてゴタゴタするような話や、終了間際になって「そもそも設定した期間が短すぎる。もっと時間をかけるべきだ」なんつって言い訳したりもめたりるすのは、プロジェクトなんかじゃあなくて、「絵にかいたモチ」であり「ただ惰性でやってるだけ」の話です。

・・・そう思うと・・・思い当たりますよ、ね。
●●省とか●●庁とかがやってる何年計画、とか「●●プロジェクト」なんつうのが、ただの絵にかいたモチで惰性でやってるだけのうわっつらの会議だっちゅうことが・・・

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