コメント狂想曲
「Kissyさん、電話で申し訳ないんだけど、教えて!」
「なんでしょう?」
「ブログにコメントが入りました、ってメールが携帯に来たんだけど、どうすればいいの!!??」
「そりゃあ、よかったですね^^。コメントの内容がメールに書かれてるから、読んで、返事をコメントに返してあげてください」
そんなやり取りを今日の昼間、電話でしました。そしたら1時間後・・・
「携帯から、コメントの返事書いて送ったんだけど、ちゃんと届いてるかどうかわからなくて、さっきパソコンを開けてみました。そしたら・・・全然届いてないんですぅ~。私、何か間違ったことしたのかしら?」
「え?どんなふうに返したの・・・?」
「コメントが入りましたよ、っていうメールに、返事を書いて送ったんだけど・・・あの返事はどうして届かないの~?」
「^^;;;;・・・ああ、それは返事の仕方が違いますよ~。いったん自分のブログを携帯で開いて、その記事の一番下から「コメントを書く」んですよ。メールに返事しても、相手の方には届きませんから、ね」
「・・・えぇ!!?じゃあ、さっき私が必死になって書いた返事は、コメント書いてくださった方には、届いてないの~?」
「残念ながら、届いていませんよ~。がんばって、もう一度コメント、書いてくださいね」
そういうやり取りがあってから2時間後・・・「やっとできました、ありがとうございました」って、携帯にメールが届きました^^。
そう、この方は自分のブログに届いたコメントを読んでコメント返しするまでに、なんだかんだ言って3時間近くも四苦八苦してしまったのです。まさにコメント狂想曲・・・
いえ、この方が「ブログのやり取りがよくわかってないんですね」ということをお伝えしたかったんじゃあないんです。
たった一つのコメントに感激し、ほんの1~2行のコメントを返すのにも、こんなに3時間も苦労しながら、それでも
「コメントを下さった方へ、なんとしてもお返事がしたい」と努力をされた、この方の想いをお伝えしたかったんです。
スマートに、スラスラとブログでやり取りができれば、それはその方がよいでしょう。
けれども、たとえスマートじゃなくても、人より5倍も10倍も時間がかかっても、はたから見たらじれったいほどに時間がかかっても、たった1通のコメントに何時間かかってもお礼をしたい・・・
そんな風にブログと付き合える、新鮮な感動・気持ちを持っている・・・そういう事が、きっと本当は一番大切なんだろうなあ、と学せていただいた電話でした。
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