それで、どうするの?
社保庁、半年で317人退職・・・
窓口業務が苦痛になった
社会保険庁への厳しい批判に嫌気がさした
2年後に公務員の身分を失うのが確実で、勤務する意欲を失った
・・・だ、そうです。
Kissyは以前、勤めていた会社でのヒソヒソ話で「先行きが危ない会社は、デキる人から早く辞めていくもんだ」と何度も聞いたことがあります。本当かどうかは知りませんが、「この会社にいても将来がない」ということをいち早く感じ取って行動に移す、その判断力と実行力のある人というのは、ある意味「デキる人」なのかもしれません、ね。
けれども・・・社会保険庁のこの話は、どうなんでしょう?
批判が厳しくなり、以前と比較にならないほど仕事が忙しくなり、その上これまでの仕事のやり方をすべて否定され、そして窓口へ訪れる人からは文句を言われ・・・それが嫌になった上に、2年後には公務員じゃなくなって安穏としていられなくなるから、退職金がもらえる今のうちにやめちまえ・・・
そう言って辞めた人って・・・デキる人?どうなんだろう?
けど、「前職は社会保険庁の職員でした」と言って再就職先を探そうとして、雇ってくれる先はあるんでしょうか?
もし私が人を雇う立場だったら、「サボり」「ごまかし」「不正」「横領」「隠ぺい」・・・そういうことが身にしみついている組織にいた人、雇わないと思うけどなあ・・・
天下りなら、いくらでも口はあるのかもしれませんけれども、この厳しいご時世の中、窓口応対・顧客応対はできない、キツい残業はイヤだ、現状を打破する実行力は期待できない・・・そういう人材、民間の会社では必要とされないのでは?とKissyは思います。
辞めた317人の職員の方たち、「イヤになって辞めた」・・・それで、そのあとどうするの?やっていけるの?
人ごとながら、余計な心配をしてしまうKissyです。
・・・最近、辛口の話をしなくなりましたね、とある人に言われました・・・いえ、周りに迎合しているつもりはないのですが・・・
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