僕の未来は僕が語る

kissy(岸本圭史)

2009年05月25日 00:17

ここ1~2年、評論家やコメンテーターの言うことに、激しい違和感を感じていた。けれどそれが何なのか、はっきり分からなかったから、何も書けなかったけれど・・・昨日(日曜)の朝、不意にそれが何なのか気づいたから、書いておこうと思う。

評論家やコメンテーターという人々は、みんな口をそろえてこう言う。

政治がビジョンを示さないから、国が良くならない。
それをやったらどう良くなるのかを示さないから、政治に興味が持てない

けどね、評論家の皆さん、僕たちは、そんなにバカじゃない。

ビジョンを示し、未来を語れるのは、政治や行政じゃなくて僕たち住民自身だということを、僕たちは身を持って知っています。
餌をやらなきゃ芸をしない・・・そんなレベルの人間だと、自ら語って責任転嫁するような、そんなバカじゃないですよ、僕たちは。

この国を変える
この街を変える
住んでいる場所を良くしていく
今の暮らしを豊かにしていく

それを語れるのは、代議士の先生でも、県議会議員でも、市長でもありません。
それができるのは、唯一、僕たち住民自身だけだということを、僕はこの1年間で痛烈に実感した。

どこまで行っても「政治がダメだから国が良くならない」としか看過できない評論家があまりにも多すぎる・・・それが最近感じていた猛烈な違和感だったのだと・・・
昨日、テレビで国民に噛み付きまくっていた横浜市長の言葉を聞いて気づきました。

所詮、「語る」だけの人には、空々しいことしか語れない。
やはり「実際にやる」ことを通じてしか、未来は語れない。

僕の未来を、頭がイイだけの人たちに語って創らせたり、したくないんです。
僕の住む場所、僕の生きる街、僕の未来は、僕が語る。

なぜかそんなことを思ったのが日曜の朝でした・・・不思議・・・^^;;

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